冷静な自分による周到な計画と、一心不乱な自分による素早い実行。
こんなツイートをしました。
これに結構時間使ってます。タスクを手順に分解すればかなり省けます。
— 小鳥遊@クラファン中! (@nasiken) September 17, 2018
プラモデルって必ず説明書がありますね。手順にそって作業を実行すれば、自然と集中できミスも減ります。計画と実行を分けるメリットです。
2つのモード
タスク管理をしていて思うのは、タスク管理ツールに入力しているときと、入力されたタスクを実行しているときのモードの違いがあるなぁということです。簡単にいえば、タスク管理ツールへ入力しているときは冷静、実行中は一心不乱。この2つのモードを何回も切り替えながら仕事をしている気がします。
実行中は衝動的
一心不乱に実行していると、私のADHD特性も手伝ってか、衝動性な行動パターンに寄っている感じがあります。実行モードのときに他のタスクの把握をしだしたら、他のタスクを実行したり、たまたま目に入ったタスクを「これをやるべきじゃないか」と実行しだしたりします。衝動的に他のタスクに手を出します。
ツールを見て進路を定める
衝動的に次々とタスクに手を出し続けることがないように、「今やるのはこれです!」と進言してくれる存在が、私にとってのタスク管理ツールです。その存在は、実行前にツールに入力して全体を俯瞰した上で「よし、次はこれをやろう」と決めた冷静な自分です。
要領が良い=寄り道をしない
私は、要領を作れると思っています。それは、要領の良し悪しはタスクを実行中に寄り道をするかどうかによる、と考えているからです。寄り道をしないとは何か。それは、分解してできた手順通りにタスクを進めるということです。冷静な自分が作った進路に沿って進めば、「えーっと、次はどこを曲がるんだっけ?」と迷うことが無いので、余計な時間もかかりません。
ミスをしない=1つ1つの手順に集中
また、1つ1つの手順に集中できることで気が散らなくなると感じます。「まずはこの道を2つめの信号までまっすぐ」「そこ曲がって」といった形です。確認する対象が長い道のり全体ではなく、短い道1本くらいになります。なので、ミスも少なくなるかと。
最後に
あらかじめ手順に分解する時間をとると、それだけ無駄な時間がかかる気がすると思います。しかし、長い目でみると、冷静な自分による周到な計画と、一心不乱な自分による素早い実行という2つのモードを使い分ける姿勢を習慣化しておくと、結局は時間の節約、確実性の向上につながると考えています。