最初の行動は小さく始める。タスクの目的はできるだけ具体的で限定的にする。
こんなツイートをしました。
「後輩を指導」は意味が広いので、極端な話後輩の鑑にならなきゃ!と思ったりします。後輩と言ったって大人なので、そこまでは必要ないかと。「後輩に業務手順を教える」で十分だったりします。
— 小鳥遊@クラファン中! (@nasiken) September 17, 2018
ふわっとした言葉を具体的な言葉に落とし込む。タスク管理の大事な掟です。
dCAP
ISOの審査員の方によるとDOから始まるPDCAサイクルはよくある話なのだそうで、「ディーキャップ」とおっしゃっていました。さらにDOは大きくはじめないという意味合いを込めて小文字にしました。これは私独自のアイディアではなく、タスク管理仲間のひばちさん(@Evacaneer)との会話で生まれたものです。ツイートでは私が考えたような書き方ですみません。
小さく行動を開始する、と考えると着手しやすくなります。そうすることで、新しいことをとにかく始めることが可能になります。
指導という意味の広い言葉
後輩の指導というのも、色々な行動が対象になります。仕事のやり方を教えるのも入ります。その組織独特の言い回しや考え方を説明するのも。飲みに誘って愚痴を聞くのも、もしかしたら広い意味での「指導」に入るかもしれません。
「指導をしよう」とだけ考えると、具体性に欠け、たくさんのことをやらなければいけない錯覚に陥ります。テトリスで操作するまもなくブロックが落ちてきてみるみるうちに積みあがっていくようなイメージです。結果、そんな設定のテトリスをやらなくなります。
何をやれば良いかをイメージできるようにタスクの目的を具体的で限定的な表現に落とし込む必要があるのは、そのためです。
最後に
最初の行動は小さく始める。タスクの目的はできるだけ具体的で限定的にする。両方に共通するのは、「次にとるべき具体的な行動は、小さく具体的でないと自分は動かないものだ」ということを認める姿勢です。なまじっか優秀(だと自分で思い込んでいる)と、この姿勢になることは難しいです。タスク管理は、そのタガを外しやすくすることができます。