ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

これから突入する「複数のコミュニティ所属時代」に必須な、タスクの一元管理。

先日参加した、サイボウズ チームワーク総研のイベントで、登壇者の山口揚平さんが発した「コミュニティが幸せを作る」という言葉が、ずっと頭に残っています。

hochebirne.hatenablog.com

 

これからは複数のコミュニティを渡り歩く時代に

今までは単一の価値観のソサエティに属している状態でしたが、これからは、異なった価値観をそれぞれ持つコミュニティに複数所属して、それらを渡り歩くようになるという話があります。

 

すでにその片鱗が見えていて、例えばツイッタークラスタという概念は、コミュニティと言い換えができますね。また、最近大盛況のオンラインサロンもコミュニティの1つです。さらに、LINEグループもコミュニティと言えます。

 

昔からあるコミュニティといえば、家族は一番原始的なものかもしれません。あとは、地域、学校、宗教、趣味の集まり……と、そこかしこにいくらでもコミュニティはあります。

 

コミュニティごとの幸せ

例えば、会社では怒られて萎縮してばかりいても、趣味の集まりではのびのびと羽を伸ばしている人がいます。あ、これはタスク管理以前の私です。

 

環境や価値観が違うコミュニティがあると、より自分が幸せに過ごせる場所を探せるようになります。

 

あるコミュニティでは自分をあまり出さず、別のコミュニティでは全開にする。時と場合によってコミュニティとの距離感をコントロールして人格を使い分ける感覚が、最近になってより許されるようになってきている気がします。

 

複数のコンテクスト

このことをGTDの観点から考えると、1人がより多くのコンテクストでタスクを実行するということなんですね。コンテクストは、ここでは「場面、状況、コミュニティ」とお考えください。

 

複数のコンテクストで発生するタスク、管理できるイメージはありますでしょうか。会社では会社にあるノート、趣味の集まりではGmail、同窓会はLINE、地域の活動はメモ帳といった具合に、タスクを管理するツールが分散しているのではないでしょうか。

 

一元管理のススメ

スマホ1つでほぼ使い分けができるので問題ないという人はいると思います。私は、同じスマホ内でもアプリケーションが違うと不安になります。

 

スケジュールがバッティングしないか、全部のタスクをやろうとしたらとんでもない量になっていた、といったことが起こらないかと思うでしょう。

 

GTDではあまり言及されていませんが、タスクを管理するためのツールはできるだけ集約した方が私は安心です。どうしようもないときは分けますが、できるだけタスクペディアに入れるようにしています。

 

最後に

複数のコミュニティを渡り歩くことは大いにして良いと思います。しかし、それだけ抜け漏れの可能性が高くなります。そんな不安から解放された状態をタスク管理で自ら作ることは、これからの我々に課された責務といって良いのではないでしょうか。