「細かく分解してパス」、堀江貴文さんのタスク管理論。
ホリエモンこと堀江貴文さん、勉強したのか無意識にか、タスク管理を実践しています。
この動画をみました。
「細切れ時間を有効活用できない」という質問へのコメントが、「細切れ時間にやるべきタスクではない(タスクをやっている)」というものでした。
なるほど確かに!と思いました。
細切れ時間を活用するために大事なこと
細切れ時間を活用するために大事なことは2つあります。
- 細切れ時間でできるタスクを選ぶ
- 細切れ時間でできるようタスクを分解しておく
当たり前の話と感じるかもしれません。しかし、どうやっても5分10分では終わらない大きさのタスクを無理矢理やろうとして「やっぱり終わらなかった…」となる人は少なくないのではないかと思います。
ゼロからのスタートを繰り返してしまう
この弊害は続きます。このタスクを後でやろうとしても、またゼロからのスタートになってしまうことが多いのです。
例えば、レビューに10分かかる書類があったとします。5分の空き時間がある場合、このレビューをしようと詰め込むときがあります。当然終わりません。
また5分の空き時間ができたとします。5分ぶんのレビューが終わった時点からさらに5分のレビューをして合計10分で終わりになるかというと、なかなかそうはうまくいかないことが多いです。なぜかと言うと、最初の5分「ここまでやった」という記録が無いことが多いからです。「えーっと、前はどこまでやったっけ?」と思い出す、そんな経験が思い当たる人は結構いると思います。
ということで、細かくタスクを分けていないと、何度もゼロからのスタートを繰り返すことになります。
細かく分解するコツ
堀江さんが動画の中で言っていたのは「自分にタスクを残さない」でした。まったく同じ考えをしているので、聞いていてワクワクしてしまいました。
仕事のボールをできるだけ長く持たないようにと考えると、自然とタスクは小さく分解されます。さらに、この考え方で分解された1つのサブタスクを完了させたらボールは相手持ちになるので、細切れ時間を活用するとどんどん身が軽くなっていくのです。
仮に堀江さんがタスクペディアを使っていたら、当方の赤いタグはほとんど無い画面になるでしょう。
最後に
仕事のボール持ちの考え方に抵抗感を覚える人はいると思います。しかし、自分でやらなければ!とずっと手元に持っているより、7~8割くらいの出来で仕事のボールをパス(丸投げはダメです)する方が、お互い助かるのではないかと思います。
そのために、自分ボール持ちか、他人のボールが来るのを待っている状態か可視化されていると、堀江さんレベルまでではなくても、かなり仕事の進みが速くなるのではないかと思います。