ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

ツールがあれば、タスク管理をしなくてもいい?――タスク管理をするのは自分、ツールは支援。

こんなツイートをしました。

www.taskpedia.club

「タスク管理ツール」が求められるものと、現状のズレ

「タスク管理ツール」というものに初めて出会った人がツールに求めるものは、勝手に仕事を把握してくれて、さらにいい具合に整理して進めてくれる機能なのではないかと思います。

 

AI化が進めばもしかしたらその機能は実現するかもしれませんが、現状のツールは、自分がタスクを入力し、整理して、完了したら完了ボタンをポチッと押す必要があります。あくまで伴走者であって、代わりに走ってくれるのではありません。

 

ここにズレが生じているような気がします。

 

  • タスク管理ツールさえあれば、仕事がサクサク進むはずじゃ!?
  • 仕事を入力しなきゃいけないの?
  • 一手間終えるごとに完了動作が必要なの?
  • だったらツール使わない方が余計な作業が無いのでは?

 

こう考えて、タスク管理ツールを使うのをやめる人は少なくないと思います。

 

期待値を上げすぎてはいけないと自戒……

タスクペディア式の考え方は、確実に私を救ってくれました。それを具現化したタスクペディアというツールは、私と同じような悩みや苦しみを抱えている人を救い得るものだという考えは変わりません。

 

ただ、ツールはあくまでツールであって、タスク管理をする主体は自分だと私は考えています。今はまだ、自分がある程度手を動かしてタスクをツールに登録し、定期的に更新していく必要があります。

 

それすらも不要なくらい便利だというような誤解を招かないよう、ツールを提供する立場としてアピールをし過ぎてはいけないなと自戒しています。

 

タスク管理「支援」ツールとして

そう考えているさなか、タスクペディアについての自分の活動を説明する文章を作成していたときに、ふと「タスク管理習得支援ツール」という言葉を思いつきました。

 

我ながらいい言葉だと思ったので、手を止めてしばし深掘りして考えてみました。タスクペディアは、習得のためだけのツールではないので、「タスク管理支援ツール」と変えてタスクペディアの中の人たちLINEグループに投げてみたところ、賛同の意見をもらいました。

 

タスク管理の主体はあくまで自分、ツールがしてくれるのはそんな自分を支援してくれること。

 

「ツールがすべて自動的にやってくれる」レベルまで期待値を上げ過ぎないよう、「支援」の言葉を入れていきたいと思います。

 

最後に

プロダクトやサービスが継続して愛用されるかどうかは、「満足度ー期待値」の大きさに比例するという話があります。そうであれば、満足度を上げるのと同時に、期待値を上げ過ぎないのも重要です。

 

過剰にアピールし過ぎず、でもクオリティは高くありたいと思います。

 

機能制限なく無料で使用できますので、よろしければ是非タスクペディアの支援のもと、タスク管理をやってみてください。

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