達成感をデザインして、自分の波を取り戻す。
こんなツイートをしました。
"紙に書き出して、順番に潰していく。そうやって一つずつ達成感を味わうことで、また自分の中に波を取り戻せる気がしています。"
— 小鳥遊@5/19イベント (@nasiken) 2019年4月16日
この一文、自己肯定感を上げていく過程とも重なりますね。
波を取り戻すまでは、ひたすらタスクを設定してはこなす、の繰り返し。すると自然に快復してくる。 https://t.co/qSgu5VqQqn
この達成感をどう味わうか、「達成感のデザイン」が大事だなぁと思います。
ある人にとっては、裏紙に書かれた1行の文字列を消すことであったり、またある人にとってはエクセルの1行がスッと消えるモーションであったり、もしかしたら要らなくなった紙をクシャクシャに丸めてポイッとする行為かもしれません。
タスクが終わるごとに起きること・やる行動を決めると、それが「自分の中に波を取り戻す」ものだと、知らず認識するものではないでしょうか。
タスク管理は、言ってみれば発生したタスクを把握し、完了させては消す行為に他なりません。
タスクが完了したときの挙動__ツールからタスクを消す__をできるだけ心地良く、達成感を味わえるようにデザインする。達成感を味わえるようなデザインは、毎回同じで、シンプルなものが良いと思います。
通常モードのツイッターでは、いいねがついたりリツイートされたときに青い帯が下にパァッと広がります。
あのようなモーション、もっと言うと画面の下の方に青色の帯があると、一瞬嬉しくなるのは、私がただのツイ廃だからでしょうか。
RPGでも、モンスターを倒したら、お決まりの効果音がなり、お金と経験値の数値が上がり、一定数積み重ねるとファンファーレが鳴りレベルアップします。現実にはいくらゲームをプレイしていても経験値やお金が入らず、レベルアップもしていないのに、です。
こういったゲーミフィケーションを利用して、達成感の味わい方を決めるのもまたタスク管理支援ツールの大事な役割かなと思います。
業務タスクが完了するごとに一定の何かが起きるという仕組みを仕事に取り入れると、仮にそれが一本の取り消し線をシャーっと引くだけだったり、エクセルの1行が消えるだけのことだったとしても、モチベーションが上がって仕事がやりやすくなるかもしれません。