「間違えないよう頑張ります」を具体的な改善行動に落とし込む
契約書で当事者の表示「甲乙」を同じ案件で連続して間違えるということをしでかしまして。
法務経験者なら分かると思いますが、超絶基本的なことなんです。基本的なことであるのみならず、取り違えると大変なことになるのです。
想像してみてください。例えば売買契約で、物を売る人が物を買う人に支払ったりする光景を。物は手元になくなるわ、お金は出て行くわで、もうめちゃくちゃですよね。
しかも、「同じ契約書で」「連続して」「同じミスを」しでかしてしまったわけです。
久しぶりに自分の注意力のなさを痛感しましたね。ただ、ここで大事なのは、ADHDであることに原因を求めないこと。ついそう考えてしまいそうだったんですが、「ADHDだからミスをしてしまった」ということを考えると、それがおそらく私は態度に出るでしょう。
態度に出てしまったら相手に伝わってしまいます。「ADHDだからミスをした」という言葉自体は間違いとは思えませんが、「だから許してもらって当然」と伝わりかねません。
それよりも、注意力散漫な自分でも安心してできるようなやり方を見つけることの方が、より建設的だと思いました。良い機会なので、基本的な事項2つに次のようなチェックをかけることにしました。
- 契約書を仕上げる前にいったん当事者の全文検索をかけて、1つ1つ確認する
- 条文番号が飛んでたり入れ替わっていないか最初から最後まで数える
基本的過ぎて恥ずかしいくらいのレベルですが、自分が「注意します!」と頑張ったところでおそらく何も変わりません。このような地道な「やり方の改善」が、安心・確実に仕事をする上で必要なんじゃないかと思った日でした。
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