集中しすぎて疲れる人の対策法。
私は、過集中がウィークポイントです。集中しだしたら止められないのです。このたび出版する本でも、集中しすぎて疲れるというテーマで1コンテンツ書いています。
このコンテンツに対しての答えは、「過集中を強制的に断ち切るシステムをつくる」でした。
まだまだいける! と思っても身体は悲鳴をあげているかもしれない。
自分への戒めとして書いたと言っても過言ではありません。
特に、在宅勤務をしている今は、めちゃくちゃ集中できる環境なのです。この記事を書いている日も、午前中ほぼぶっ通しで仕事をしてしまいました。いったん手を止めるのは、私には1歳ちょっとの娘がいまして、「遊ぼう」とズボンの裾をクイクイと引っ張ってくるときくらいです。残念ながら遊べないのですが。
自分で「頑張ろう!」と思っても続きづらいのと同様、「定期的に休もう」と思ってもなかなか休むのが上手になりません。ここはひとつ、休めない自分を受け入れるしかないと考えています。
本書では、その具体的な実践方法を書いています。「自分の自由にできるんだから、休むなんて簡単だ」と思っていました。しかし、自由だからこそ案外難しいのです。
今考えれば、学校の時間割は大変よくできた時間管理術ですね。チャイムが鳴れば、なかば強制的に先生も生徒も従わなければいけないのです。生徒が勝手に「自分はもっと数学やる」とか、先生が「よーし、今日はノンストップで世界史漬けだー!」とか言えないようになっています。
学校を卒業し仕事をするようになると、強制的に従わざるをえないオンとオフの切り替えがないのですよね。休みなく働けば働くほど生産性は高まると思われている傾向があるので、あなたが休みなく働くことを喜ぶ上司やその上の経営層は評価しがちです。本当は、そんな働き方をしていたらいつかガタがきて、一番戦力になろうとするときに突然フッと倒れてしまう危険性が高いんですが。
そんな突然の「フッ」にならないために、過集中を強制的に断ち切るシステムをつくるのはとても大事です。自分を頼りにせず、周囲の人・物に頼りましょう。2回も「フッ」をしてしまった私の、心からのメッセージです。