タスクペディアは、とりあえず少し進める、がやりやすい。
こんなツイートをしました。
昨日更新のブログでも書きましたが、「終わらせない」意識こそ、仕事を進める大事コツだと思います。
— 小鳥遊 (@nasiken) 2019年9月10日
その具体的な方法は、#タスクペディア でいうと、そのタスクの「当方」サブタスクを完了させて「先方」「未到来」にするというものかと。 https://t.co/lfO8R2oLs3
ツイートで引用されているブログ記事はこちらです。
そこでは、このように書きました。
今日は少し残業しまして、できるだけ当方をなくして仕事を終えました。タスク自体を終わらせるのではなく、当方を先方に変えることだけを考えると、案外キリのいいタイミングが見つかるものです。
これを深掘りしてみたいと思います。
多くのタスクに囲まれ、にっちもさっちも行かなくなってしまい思考停止してしまうときがあります。私は今でもよくあります。そのたびごとに、基本に立ち返ります。その基本とは、
タスクペディアに入力する
です。
思考停止状態の頭の中は、こんな状態になっています。思考停止してしまうのも無理はありませんよね。
それをタスクごとに整理して並びかえて、
次に取るべき具体的な行動だけが目に入るようにします。
ここまでいけば、何から手をつければ良いか、判断できそうな気がしてきます。停止していた思考が動き始めるのです。
上の画像で、青い色で書かれた各タスクの名前と、オレンジ色の次に取るべき具体的な行動をまとめてコンパクトに表示すると、このようになります。
これに以下の要素を加えたのがタスクペディアです。
- カテゴリ
- 締切
- ボール持ち状況(先方、当方など)
もちろん、このタスク一覧画面だけでは各タスクの詳細情報や段取りが分かりませんので、タスク詳細画面もあります。この一覧と詳細を行ったり来たりしながら、タスクを進めていきます。
ここで大事なことは、1つ1つの段取り(サブタスク)を終わらせるごとに表示が変化するということです。
よくあるTODOリストは、タスク発生と完了の段階でしか、その表示は変化しません。
- タスク発生→表示
- タスク完了→非表示
この2つしかないタイプのTODOリストだと、発生したら完了させるまでは何も変わらないのです。この仕様が私たちに与える影響は大きいのではないでしょうか。
私は、TODOリストは「早くタスクを完了させて消そうよー」と言っているように感じます。タスクを完了させるまで消してくれないのです。言い換えると、完了させないと評価してくれないとも言えます。これでは、タスクを終わらせない意識に沿わないですね。
タスクペディアでは、段取りを1つ終わらせるごとに表示が変化します。次の段取りが表示され、自分ボール持ちから相手の手にそのタスクのボールが渡ったときは、状態の表示が「当方」から「先方」に変わります。
当方は少し柔らかい赤色の設定をしてあり、若干の警告色的な要素を入れてあります。それに対して、先方はクリーム色にして心を落ち着かせるようにしています(この色の選択は、私の感覚だよりですが)。
タスクペディアは、こうしてタスクを終わらせずに、とりあえず少し進めることをやりやすい仕様になっています。だからこそ、仕事がとっ散らかっている状態でもタスクペディアに入力さえすればなんとかなると思えるのかもしれません。