独創性
GTDによって、我々は、発生するタスクを次々とこなしていくことができます。
これだけを読むと、右からくる仕事を左へ流すだけの事務作業に専念している人のみ対象なように思えます。
事務作業のみしているような仕事、
例えば、ベルトコンベアで流れてくるシュウマイの上にグリーンピースを乗せるような仕事だけをやる人ならともかく、
会社で事務職をしている多くの人は、決して作業だけではないはずです。
より分かりやすい資料を作ったり、
会社が抱える問題について、それを解決するような仕組みを作ったり、
業務フローの改善を考えたり、
独創性を発揮する機会はそこかしこにあると言えます。
GTDは、そんな人たちには合わないか。
そんなことは無いです。
むしろ、事務作業を邪念なく遂行できることで、脳のメモリを独創性を発揮するために空けておく役割を果たします。
どんな人にでも役立つ!と受け入れられているのもそのためです。
ただの作業をより速く終わらせ、他のことに頭を使おう!
GTDの目的はそこなんですね。
私も今、できるだけ事務作業を速く終わらせて、自分のしたいことをする時間を捻出すべく、GTDを大いに活用しています。