タスク管理が継続できる理由
GTDによるタスク管理を始めて3年目に入りました。
①優先順位がつけられない
②先送り癖がある
③締切が何より嫌い
という、デスクワーカーとしてはよろしくない傾向があった私ですが、タスク管理以前以後で「パッ!」という音が鳴ったと言っても良いようなくらい劇的に、
①優先順位をつけられるようになった
②すぐに手を付ける
③締切を欲しがる
と、変わりました。
①は、タスク管理表に自分のやるべき仕事を全部書き出すことで、否応無しに次にやる仕事を選ぶことになりました。
②は、タスク管理表に「経営会議資料を作る」といった大雑把で、どこから手をつけたら良いかわからない書き方をしないで、「営業部門の数字を田中さんからもらう」とか、具体的なレベルまで分解
することで手が付けやすくなりました。
③は、①②でタスクをこなす張り合いのようなもので、自分でも変わりように驚いています。自分を焦(あせ)らせる悪の存在だったのが、仕事をこなすゲームの面白さの大事な要素になりました。
仕事が上手くいかず、2回会社を変えざるを得なかった私にとって、自分自身が劇的に変わったという自覚はありません。
方法を変えただけ、タスク管理手法を取り入れたことが上記の結果を引き起こしました。
タスク管理手法わ取り入れても、継続できないというのが、タスク管理を始めたばかりの人にとっては特に大きな問題です。
私が3年目に入るまで継続できているのは、タスク管理のフローを自分で考えたから、タスク管理ツールを自分で作ったからだと考えています。
今、試しに仕事以外で、出来合いのTODOリストアプリを使い始めました。
これが上手くいけば良いのですが、仕事で使っている自作タスク管理表を見るたびに味わう満足感を覚えることはまだありません。
紙とペンでも良いので、タスク管理ツールをまず自分で工夫して選んだり改良することが、タスク管理を継続できる理由だと思います。