ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

脳を過信してはいけない

脳は常に思い出さないと記憶は奥底に沈んでその情報は取り出せなくなる仕様になっている、という話を聞きました。

まさか、自分は忘れたことが1回も無いという人はいないでしょう。
もしいたら、忘れたことさえ忘れている人であって、ある意味大変幸せな人です。サウイフモノニ  ワタシハナリタイ(笑)

でも、脳は記憶するまでの作業がとても簡単なので、ついその用途で使ってしまうんですね。紙とペン、PC等が一切要らない。

でも、忘れるんです。
100%忘れます。

マーフィーの法則によると、忘れたくないと思っていることほど忘れます(笑)

これは覚えておくから大丈夫だなんて、おこがましくて、おあそれとは言えません。

その情報が少し時間が経ったら忘れてもいいような情報だったら、脳にとどめておくのも良いです。
もし、そのようなものでなければ、何かに記録しておかねばなりません。

たいていの人は、その記録という作業が面倒臭いために、記憶するだけにしてしまうんですね。

そもそも、脳は情報をストックするよりもはるかに高次元の機能を備えているので、そんなことに脳のメモリを費やすのはもったいないです。

という考えがGTDにもあります。
つまり、GTDを実践するには、まず自分の中の「記録するの面倒臭い」という敵をぶっ倒す必要がある、ということになります。

これは結構手強いです。
GTDが習慣化している人も、時々この敵の餌食になってます。

逆に言うと、敵として認識していて、常に戦う姿勢があればなんとかなるということです。

自分の中の「あー面倒臭い」と思う自分をしっかり敵認定しましょう。自分の脳はそんな敵には無力です。