どうやってタスク管理ツール更新を習慣化したか
大きな問題ですよね。
社内QCサークルで行っているGTD実践プロジェクトでは、とりあえず紙でタスクを書き出している方が、一番上手く習慣化できているように思います。
記録するのに手間がかからないのが、まず1つ挙げられそうです。
それと、タスク管理をマスターするという目標を業務に組み込んでいる猛者もいます。これも、強制力があるので習慣化するには良いと思います。
翻って私はどうだったか。
復職明けだったので、そもそも今自分が取り組んでいるタスクを収集する必要がなかったことが挙げられます。発生したら記録していけば良いのです。
これは、仕事が無い状態からでなければできないのではなく、すでに発生しているタスクはあるけど、まずはこれから発生するタスクを書き出していく、というやり方で、どなたも実行可能だと思います。
ツールを自作したのも良かったと思います。愛着が湧いて、いじっていたくなります。しかも、カスタマイズの究極ですので、無駄な機能があろうはずがありません。
それと、Twitterやセミナー等のおかげでタスク管理、GTDに関する情報やそれを実践している他人の存在が実感できたということも大きかったです。GTDとかタスク管理について色んな人が色んな実践をされていますね。ネットだと双方向のコミュニケーションが取り辛いのは少し寂しいのですが、同志と呼べる人の存在は心強く、モチベーションに繋がります。
あとは、自分なりに危機感を持っていたことも重要でした。2回も仕事に押し潰され、もう後がないと覚悟を決めたのです。自分の脳を信じず、エクセルに全部書き出そうと開き直ることができたのは、出来ない自分を受け入れることができたからなのかなと思います。
最後は、私のダメダメっぷりがあったからこそ成せる技なのかも知れません。できない自分を受け入れるのはとても大変ですよね。気の持ちようでどうにかなる!ガンバレ!なんて無責任なことは言えません。
だからこそ、私のような足りない所だらけの人間、自分にほとほと失望しているような人にお勧めできるものだと考えています。
挫折をバネに飛躍していくといった話はよく聞きますが、まさにそれです。
挫折や辛い思いがあったその反動こそ、GTD習慣化への大きな推進力となるのではないかと思っています。
私、挫折したことないんです……という方?
そうですねー、おしゃれなカフェのオープンテラスでラテでも飲んでれば良いんじゃないんでしょうか(笑)