ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

「うつ」とよりそう仕事術を読了しました

酒井一太さんの「うつ」とよりそう仕事術を読みました。

 

自分もこのような形で情報発信をしたいと思いました。

 

ただ、酒井さんの体験が、私にとっては壮絶過ぎて、「私もですね、、、」と話を続けることが憚られ、気後れしてしまいます。

 

自分が経験した「仕事が上手くいかなくて休職、退職を繰り返し」というものが、同じような苦労をされている方にとっては、取るに足らないものかもしれない、と思ってしまうんですね。

 

偉そうに、タスク管理で立ち直りましたー!とか言ってるけど、それで治るんなら苦労しないよ、、、という言葉が聞こえるような気もしています。

 

さらに考えが進んでいくと、自分の一連の経験は、もしかしたらやっぱりただの甘えによるものだったのかもしれない、酒井さんレベルの修羅場を体験しないとこのような情報発信はしてはいけないのではないか、と思ってしまいます。

 

だからと言って、自分の特徴が原因で仕事が上手くいかず、それが原因で会社を休職・退職してしまい、タスク管理のおかげでそんな自分が普通に仕事ができるようになったことは、自分の中では事実なので、それを拠り所に、続けていこうと思います。

 

それは、酒井さんのこの一節に安心したからです。安心した、というのは、そこに不安があるからで、変な言い方ですが私にも悩む資格がある、と考えました。

 

ハンディを背負っていても、普通の健康な人と仕事をし、切磋琢磨し、普通に生活を送ることは可能だと私は信じます。思うようにはいかないかもしれませんが、小さな工夫をすることで、過酷なビジネスの現場でも、平常心を保ち、心を守り、高いパフォーマンスを発揮しつつ、楽しく笑って生活することは可能です。

 

私もこれを信じていこうと思います。