ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

100言うと120やってしまう人

伊集院光とラジオと

私は四半世紀前よりラジオが大好きで、さだまさしセイ!ヤングに始まり、コサキン小堺一機関根勤)、そして伊集院光と、割と古き良き深夜ラジオの有名パーソナリティーを愛聴してきました。

 

そんな中、伊集院光はずっとラジオ界の帝王として君臨しており、金曜オールナイトニッポン2部の頃から、現在のTBSラジオへ移り月曜深夜「深夜の馬鹿力」に至るまで、殆ど毎週欠かさず聴いております。

 

そんな伊集院光が、昼のTBSラジオのお化け番組「大沢悠里のゆうゆうワイド」の後を引き継ぎ「伊集院光とラジオと」を始めたのは去年のこと。ますます伊集院光の舌芸に磨きがかかり、すっかりお昼の定番になった感があります。月曜夜の番組の方も、最近は裏番組の星野源に押されてはいるものの、変わらないエンターテイメントを提供し続けてくれています。

 

これまでだと、ただ単に伊集院光のラジオが好き、で終わってしまいますね(笑)これからが本題です。

 

ゲストと

伊集院光が熱狂的ファンである日本ハムファイターズの監督の栗山英樹をゲストに迎えた「伊集院光とラジオとゲストと」のコーナーを聴きました。栗山監督の選手の育成談義でなるほどなと思った話がありました。

 

100言うと120やってしまう選手がいて、そういう人はやり過ぎないようにこちらからの働きかけを我慢しなければいけない。例えば大谷(翔平)選手などは、明らかにプレーできない状態なのに「大丈夫です!」と言ってくる。自分としても使いたいが、そこはグッと我慢する。

 

そんな話をしていました。これは、自分をコントロールしにくい人にも通じる(セルフ)マネジメントの考え方だなと思いました。

 

100ちょうどにするためには

ADHDの特徴の1つに過集中というものがあります。これは、自分でも気づかずに集中し過ぎてしまうというものです。100やろうと思うと、いつの間にか120やろうとしてしまっている。そこを見越して100やるためには80やろうと思わないといけない。自分はもっとできると思っても我慢しなきゃいけないんですね。

 

私と同じ傾向を持つ人は元来が頑張り屋なことが多いので、80に抑えることは悪だと思ってしまう人が大半だとおもいます。むしろ逆で、120まで頑張ってしまう方がよろしくないと思っていた方が良いのだと分かりました。

 

これもタスク管理で自分の記録を取り、自分の仕事の進捗を可視化することが助けになっています。

 

80に抑えてもいいではなく、80に抑えなくてはいけないものだと厳しく自分に言い聞かせながら、タスク管理ツールで、監督よろしく自分を見守っています。