ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

抜け漏れが分かる瞬間が嬉しい

抜け漏れが分かると
仕事には抜け漏れがつきものですね。そんなこと一切あったことがないなんて人はいないはずです。いたら、相当の天才か自分に都合の悪い記憶を瞬時に消せる特殊能力の持ち主です。

 

そうではない一般的な人々である私たちは、どのようなタイミングで抜け漏れしていたことが分かるのか。それは、いわゆる「やっちまった」ときです。「あれどうなっている?」「あっ!忘れていました!すみません!」といった会話をしているときですね。だから、抜け漏れはできれば分かりたくないものです。

 

私は抜け漏れが分かると嬉しい
私は、抜け漏れが分かるタイミングが嬉しいのです。叱責されたいというドMの変態ではありません。抜け漏れが分かるタイミングは、上司からのおとがめタイムではなく、ツールがそっと教えてくれるのです。つまり、おとがめを受ける前にタスク管理ツールが私を救ってくれるタイミングなのです。これは嬉しいです。


ツールが抜け漏れを教えてくれるとき
私は、とっさに発生する「割り込みの仕事」が抜け漏れの対象となることが多いです。割り込みの仕事を頼まれたら、バババッとタスク管理ツールにタスク名と締切を入れ、自分ボール持ちであるフラグを立てます。

 

そしてその割り込み仕事を忘れます。ここ重要です。忘れなければいけません(笑)そして数時間後、別の仕事がひと段落してサーっとツールを見ていると、急いで入力したあの割り込み仕事があるのを見つけるわけです。これぞ抜け漏れの決定的瞬間!もしツールの記録がなければスルーしていました。

 

「抜け漏れがない」ではなく「抜け漏れをしても大丈夫」
タスク管理をキチンと回していると、抜け漏れなく進められるという印象があります。しかし実際は「抜け漏れはあるが、顕在化する前にフォローできている」というのが正しい理解です。私の抜け漏れ率は割と高く、2、3日に1回はあります。ツールを見て「あー!これ忘れてたー!」と自分の抜け漏れが分かる瞬間は、嫌な気分どころかむしろ嬉しくなってしまいます。「抜け漏れをしても自分は大丈夫なんだ」という安心感がそうさせてくれるのでしょうか。