絶望は人生好転の起爆剤だった
自分の能力や将来に絶望することが人生好転のカギになり得ると言ったら、信じていただけますでしょうか。
こんなツイートを読みました。
「社会が悪い」は正直言って社会に希望を持ちすぎだと思う。これらに徹底的に絶望したところから発達障害ライフハックは始まったので。
— 借金玉 (@syakkin_dama) 2018年5月14日
全部に絶望したとき「しょうがない、この社会を前提に生き残り策を具体的に考え、その動きの中で社会にアクセスしビジョンを作っていくか」というドブ板戦略がやっと採用できた。
— 借金玉 (@syakkin_dama) 2018年5月14日
ツイッター発達障害界隈の有名人、借金玉さんのツイートです。こんな本を出されます。読もうかと思っています。
告知ですが、色々あったので色々あった本が出ます。https://t.co/ZXBNfFI9F3
— 借金玉 (@syakkin_dama) 2018年5月2日
会社などの仕事場で、
- 仕事がうまくできない
- 抜け漏れがひどく落ち込みっぱなしだ
- 仕事に対する不安で頭がいっぱいで気が休まることがない
そんな悩みを抱えている人は、ある意味チャンスだと伝えたいです。
その少し先にある絶望が私を救ってくれたと、自分の今までを振り返りつつ思います。
絶望すると、まず自分の能力を高く見積もるのを諦めます。残念な思いとともに、あれもこれもできない自分を受け入れます。これ大事です。
だからといってそんな自分を100%受け入れてもらえる環境を職場などに求めるのは難しいです。「仕事よく忘れます。段取り組めません。でも雇ってください」と言われて「合格!」と言う面接官はいません。
コントロールしようがない特性が自分にはあり、でもそれが他者から受け入れられないというのはかなり辛いです。それでも「この社会を前提に生き残り策を具体的に考え」るのが、現実的で妥当な路線です。その生き残り策が、私にとってはタスク管理でした。
タスク管理は正直とっつきづらいです。どんなに便利なツールでも、「タスク管理をする」という手間は省けません。しかし、自分の能力や将来に絶望すると、生き残るためにはそんな手間を面倒臭がっていられないという「背水の陣」をしくことができます。幸か不幸か。
そのおかげで、タスク管理を習慣化することができて、人生を好転させることができたと思っています。今は、色々あって絶望したことが今につながっているなと実感しています。
私のような、会社に通える程度の体力はあるADHDの不注意優勢型の人はタスク管理が相性が良いと思っていますが、人によって何が起爆剤かは違うと思います。
いずれにしても、絶望に打ちひしがれたとき、やりようによっては希望の出発点にすることができます。今まさにその真っ只中にいる方、踏ん張りどころです。頑張りましょう。