ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

「何かができるようになる」コツは、単発の偉業ではなく日常の単純作業の繰り返しにある

毎日タスク管理をしていますと、つい忘れがちになることがあります。

 

タスクペディアをお使いいただいている方のツイートを見てハッとしました。

 

できなかった自分を思い出す

出社して、仕事をやって、退社する。今の自分にとっては当たり前です。しかし、数年前までは、その当たり前ができずに悩んでいました。そのことをふっと忘れてしまいます。

 

ツイートを見て、本来はできていなかった自分を思い出しました。

 

できない→できたという過程

そういえば、私は仕事がうまくいかなかったせいで2度も会社を変えなければいけなかったのです。

 

痛い目に繰り返し遭った結果、タスク管理を支えに普通に仕事がこなせるようになったという過程を、事あるごとに初心に帰って反すうしたほうがいいなと思いました。

 

できるようになる、ということ

反すうする中で思うのは、

  • 自分は変わっていない
  • やり方・行動を変えただけ

という2点です。

 

変わらない自分というのは、要領が悪い、よく抜け漏れや忘れを起こしてしまう、段取り下手な自分です。考え方によっては、私の発達障害特性だともいえます。

 

やり方、行動とは、タスク管理の方法論のことです。

 

  • やらなければと思ったり、人から依頼されたら、かならず決められたツールに書き出す。
  • その目的を単語や短文にし、最初の一手の具体的な行動も書く。
  • それを実行して次の一手を書いていき、完了したらツールから消す。

 

そう複雑でないルールを徹底してやる。

タスク管理、特に私が実践しているGTDという手法は、その1つ1つとってみれば単純作業の繰り返しに過ぎません。面倒くさい作業です。二度と昔に戻りたくない一心で、私はこのルールの徹底ができましたが、おそらくここが頑張りどころ(やめたくてしんどくなるところ)だと思われます。

 

これを超えると、それこそできなかった頃を忘れるくらいにナチュラルに仕事をこなすことができ、できない→できたという経験を自分のものにできると思います。

 

タスク管理は、「思い込んだら試練の道を」的なものではなく、日々普通に決めたことをやっていくだけで「できるようになった経験」を得られるので、多少の面倒くささはあるものの、お勧めです。