ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

タスクは「実行」と思うからハードルが高くなる。「仮説の検証」と考えれば少し低くなる。

「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」は2種類あります。

 

1つはF太さん(@fta7)とやっているもの。

 

もう1つは「実践編」と謳って行っているひばちさん(@Evaccaner)とのもの。

 

この実践編で、ひばちさんがいいこといっていたのをふと思い出しました。
(今まで忘れていたんかい!というツッコミは無しの方向で……)

 

着手するハードル

タスクの目的は明確にして分解もした。あとは実行するのみ。そんな段階でも、全然手が付けられない。あるあるですね。どうしても実行するのを避けたい。そんなタスクは確実にあります。

 

「実行」という言葉に対するイメージ

「実行」というと、何となくですが練習より本番というイメージがあります。深呼吸をして息を整えてから、覚悟を決めて取り掛かる。もう本気度MAXです。「やってやるぞ!」という願望いっぱいの状態で行動を開始します。

 

願望の裏にあるもの

願望と不安は表裏一体です。願望が大きければ大きいほど不安も大きい。つまり、「やってやるぞ!」と思えば思うほど、実はやりたくなくなってしまうんですね。

 

「実行ッ!」と思った途端に、実行しない方に後ずさりし始める可能性大です。

 

実行ではなく「検証」

そこで、ひばちさんが提唱するのは、あくまでこれは立てた仮説の検証に過ぎないと考えることで、ハードルを低くするということ。タスクの目的を明確化することも、タスクを分解することも、すべてこれはタスクを完了に導く手法の仮説であって、それを検証するだけだと自分に納得させる。

 

検証と言い換えることによって、少し客観的に見ることができる気がしませんか。

 

仮説のアップデート

検証で得られたものが意に沿うものでなくても、それはそれで価値ある結果だと考えられます。仮説をアップデートするいい材料になります。

 

GTDのフローは、以下の5つです。

  • ①把握
  • ②見極め
  • ③整理
  • ④選択(して実行)
  • ⑤更新

 

この①と②をまとめて「仮説」とし、④を「検証」、⑤を「仮説(①②)のアップデート」と捉えると、着手するハードルをより下げられるような気がします。

 

最後に

そんな気付きも得られる「実践編」は、来月の終わりくらいにやろうかなと思っています。告知はまた追っていたします。よろしければご参加ください。

 

前回のレポートはこちら。

hochebirne.hatenablog.com

 

以前の回に参加いただいた、タスクペディアの開発者でもあるさがっとさん(@sagattosaga)のレポートはこちら。

sagatto.com