業務タスクを先送らずにふんばるのもアリ、いったんリセットするのもアリ。
こんなツイートをしました。
切りわけては目の前におき、食べては切りわけ、を繰り返すようにすれば先送りの頻度はへります。
— 小鳥遊@クラファン中! (@nasiken) September 18, 2018
ただ、いったんプツッといったら、一気にリセットするのもアリだと思います。
私は2回ほどなかば強制的にリセットしましたが、心機一転と開き直るのによいタイミングでした。
タスク管理は、日々降ってくるたくさんのタスクをどうにかしてやり遂げるための手法でもありますが、その真価をすぐに体感するには、いったんすべての業務をリセットするのが一番です。これは、私の経験にもとづいた、とても切実な話。
さて、ここでいうリセットとはなにか。
休職
退職
です。
とっても自分勝手な話になると思います。「せやかて小鳥遊」と言いたくなる方もいらっしゃることかと思います。
せやかて工藤とは (セヤカテクドウとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
あくまで私個人の考えですので「ふ~ん、そうなのね」と流していただければと思います。
2回の休職が自分にもたらしたもの
私は、入試で奇跡が奇跡を呼び、分不相応に偏差値の高い大学に進学しました。入ってみて、右を見ても左を見ても優秀な人ばかり。そして、私もその類(たぐい)だと思ってしまったんですね。自分も他のみんなと同じくらい優秀で、仕事もできるはずだと思い込んでしまいました。
詳細は省略しますが、とにかく私は仕事ができなかった。
しかも、なまじっか自分は仕事ができるものだと思い込んでいたもので、仕事ができない自分を認めることがなかなかできませんでした。
それを認めざるを得ないところまで追い込んでくれたのが、休職や退職という事実。そりゃ、仕事を溜めて地雷化させて飛んだりしたら、さすがに自分の無能さに気が付くってものです。
そこで失ったものもあれば、得たものもありました。自分はできないのだという開き直り、諦め。自分を変えることができ効果絶大でした。
さらに得られたもの
さらに休職して良かったと思うことがありました。それは、いったん業務タスクがゼロになるということです。タスク管理をやる上ではこの上ないアドバンテージでした。
私が仕事をやる上でベースとしているタスク管理手法”GTD”では、まず一番最初に「やるべきことを全部書き出そう」というステップ「把握」が待ち構えています。全部です。本当に全部なんです。
仕事を継続していいるある日、突然思い立って「GTDしよ」と思ったとします。その時点で自分がやるべきことを全部書き出す必要があります。しかも、リアルタイムで業務タスクは増える。嫌になってしまいますよね。
休職あけの復職時、いったん業務タスクがゼロになっているので、「GTDしよ」と思ったその瞬間に自分がやるべきことは、これから発生するタスクを書き出すだけです。タスク管理を新しく始めるのがとても楽でした。
最後に
「いったんリセットしたいので退職(休職)します」はさすがに勧められませんが、退職や休職を余儀なくされたときには、タスク管理を始めるいい機会だと考えるのは良いと思います。その意味で、いったんリセットするのもアリかなと考えています。