割り込みタスクという伏兵にも継続して勝ち続けるには。
こんなツイートをしました。
この習慣を身につけると、タスクを整理せずに手当たり次第マルチタスクにぶつかっていくのが「敗戦濃厚な武将が討ち死に覚悟で敵陣へ突っ込んでいく」みたいなシーンと二重写しになる。
— 小鳥遊 (@nasiken) 2019年7月31日
「毎日定時上がり」のイメージ
私はほぼ毎日定時に上がっています。定時のチャイムが鳴りしばらくすると私が「お先に失礼しま〜す」と出ていくので、「小鳥遊いつも定時帰りだな」と認識している人は多いと思います。
私だけ仕事が少ないのであれば、単純に仕事量が少ないので早く上がれるというだけです。しかし、そうではなさそうです。昔上司に聞いたことがありまして「そんなことないよ」と言われました。
それなのに、毎日「お先に失礼しま〜す」と早々に退社するのは、周囲から見て「アイツ楽してんなぁ」と思われても仕方ないことだと思います(言われたことはありませんが)。
ただ、私にとっては、定時で上がる方が大変だと感じています。終業時間という締切までに自分の仕事をひと段落させる。これは立派な時間管理です。
その日のうちに終わらせなければいけない仕事を、その日のうちに終われないほど抱えてこんでいる場合になってはじめて残業という選択肢を検討するのが筋ではないかと私は考えています。
まさに戦場
定時上がりに終わらせるための方策としてタスク管理があり、私はタスク管理を実践することでほぼ定時上がりを実現しています。上で書いた通り、その方が頭を使いますし、ヘトヘトになります。締切を守る「時間管理」は、結構知力体力を消耗します。
始業してすぐにタスク管理ツールを見て「今日やること」をピックアップし、それを下のような時間管理ツール(一日の予定表)の「予定」欄に入れていきます。
予定通りに一日が進むことはほぼありません。割り込みタスクが発生します。実績欄の赤い字が割り込みタスクです。予定していたタスクを実行中に、これらの割り込みタスクがバンバン入ってくるのです。もはや戦場といっても過言ではありません。
敵と戦っているときに、別の方角からときの声がわぁっと上がり、ふとそちらに目を向けると別の敵が襲いかかろうとしている。元の敵と戦い続けるか、新たな敵に矛先を向けるか。リアルタイムで状況判断を迫られます。
それでも外せないこと
それでも外せないことがあります。それが冒頭のツイートで書いた「仕事が立て込んできて混乱一歩寸前の時に、『いったん落ち着こう』とタスクを整理して1つずつ取り組んでいく習慣」です。
戦の例えでいうと、本陣に集まっていったん作戦の練り直しをするようなものでしょうか。
その割り込みタスクをタスク管理ツールに書き出して、目的と手順を明らかにして、一日の予定表と見比べて、次にやるべきことを決めて「かかれ!」とタスクの実行を再開します。
この「いったん本陣で作戦を練り直す」が大事だと考えています。
別の敵襲に対して「こっちからも敵が来ました!おやかた様、ご判断を!」「ええいままよ!両方に突っ込めー!」と特攻をかけるのは、負け戦がすでに決まった武将が美しく散るシーンになるものと決まっています(決まっているのか?)。
割り込みタスクという伏兵にも継続して勝ち続けるためには、割り込みタスクが発生する都度、次のことを習慣化しておくと、とても良いと実感しています。
- タスク管理ツールへ入力する
- 次にやるべきことを明確にする
- 予定表のどこに入れるか(あるいは、入れずに翌日以降へ回す)を決める
この習慣のおかげで、私は今のところ討ち死にせずにすんでいます。
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