頑張りすぎない自分でいるために。
言葉を額面通り受け取ってしまうと身を持ち崩しかねない、という話を。
ADHD全般に言えるかどうか分かりませんが……
— 小鳥遊 (@nasiken) 2019年8月24日
仕事は全力で取り組むべきの「全力」は、
「全力(全力とは言っていない)」
だと理解するのに数年かかりました(それでも早い方かも)
本当に全力でやってしまう
根が素直なひとは、「仕事は全力で取り組むべき」という言葉をそのまま受け取ってしまい、本当に全力でやってしまいます。
私は、言われるがまま休憩も取らずに毎日終電まで仕事をし続けていたような記憶があります。それこそ周囲への気遣いであり、仕事ができる人のパターンだと思っていました。
それでも耐え切って抜きん出た結果を残す人はいると思います。それは純粋にすごいなと思います。ただ、参考にしてはいけなかったんですね。そのようなスーパーマンになろう、なれると思って頑張り続けた結果、私の場合は仕事が続けられなくなってしまいました。
周りからは喜ばれる
仕事を全力でやると、そのとき周囲からは喜ばれます。評価も上がります。もっとやれと神輿の上に担ぎ上げられます。常態化すると、もう神輿を降りることはできなくなります。
自分にもう少し冷静に周囲を見る目があったら、その時点でみんなは神輿の下にいることに気がついていたと思います。
神輿の上に担がれて常に全力でやっていけるほどタフな人はそういません。神輿から降りて地面に座り込んで一休みして担いでいる人たちを見ると、担いでいたり担いでいるふりをして適度に力を抜いていたりしているのに気がつく、といった塩梅です。
それでも、全力で仕事をしてくれる人がいると、周りは助かるので喜ばれます。
自分には責任がないのに自責の念を抱いてしまう(自己関連付け)タイプは、特にこの傾向にあります。周囲は「それは危険だよ」と言ってくれないどころか「もっとお願い」と言ってくるので、その危険性になおさら気がつきにくいのです。
120%を防ぐ
そうなれば、自分でそのリスクを防がなければいけないですね。常に120%で頑張ってしまうというのはどういうことかを考えてみたいと思います。
私は、引き受けた仕事の結果の定義が曖昧で、完成度が青天井になってしまうことがまず原因だと思います。
また、「今自分がいくつ仕事を引き受けているか」の認識が曖昧だと、際限なく引き受け続けてしまい頑張りすぎてしまう原因になると考えます。
そこで、冒頭のツイートのネットスラング認識に至るわけです。
全力(全力とは言っていない)
この認識は、少しふざけているようで真理をついているのではないかと思います。
120%で頑張りすぎないためには、抱えている全てのタスクの数量を把握し、求められる結果を見極めることが必要です。前者はタスク管理メソッド"GTD"の把握、後者は同じくGTDの見極めというステップで対応できるので、今は頑張りすぎないでいることができています。
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