「仕事術図鑑を必要とする人に届けるクラウドファンディグ」を企画しています。
こんなツイートをしました。
ご好評いただいてます #仕事術図鑑 について、クラウドファンディグを企画しています。
— 小鳥遊@「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」発売中! (@nasiken) 2020年6月24日
「仕事術図鑑、今必要な人に贈りたい!(仮)」
クラファンは寄付型で、本の購入費用や配送費用などの支援を募ります。
詳細は未定ですが、随時ブログなどで報告しようと思います。https://t.co/xZlbw4m8eb
このクラウドファンディグは、
— 小鳥遊@「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」発売中! (@nasiken) 2020年6月24日
・仕事術図鑑著者のF太さん@fta7 と私
・仕事術図鑑販売元のサンクチュアリ出版 @sanctuarybook
・ #タスクペディア 提供元の社会福祉法人SHIP @swscship
・チーム #タスクペディア メンバー
という面々で進めるプロジェクトです。
①クラウドファンディグをする。
— 小鳥遊@「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」発売中! (@nasiken) 2020年6月24日
②クラファンの支援を元手に、SHIPがサンクチュアリ出版から仕事術図鑑をたくさん買う。
③それを(あらかじめ)決めた「必要としている人」に贈る。
というものです。
まだ企画段階ですが、開始しましたらご支援いただければ大変ありがたいです!
このツイートで今言えることは言い尽くしてます。そこで、このクラファンに対する私の思いを。
仕事術図鑑で「手順書づくり」と説明している仕事の進め方(タスク管理)は、必要な人には「今」必要だと私は考えています。
一方で、仕事がうまく進められない人の苦しみは「今」なんです。少なくとも、そのような悩みを抱えていた数年前の私は、今すぐにでもどうにかしたいと考えていました。そのときの私に「将来はAIがどうにかしてくれるよ」と伝えたとして気休めにもならないでしょう。
そして、その「必要な人」に本が届くためには、その本が書店やネットでその人の目にとまって選ばれる必要があり、お金を出してお買い上げいただく必要があります。つまり、出版社や著者は「待ち」の状態になるわけですね。
もちろん、出版社や私たち著者は、何もせず待っているわけではなく、プロモーション活動にいそしんでいます。広告を出したり、メディアに寄稿したり、取材を受けたり、YouTubeで発信したり。
ただ、これらの施策も、本が目にとまって購入されないと「読んでいただく」という目的は達成されません。これは書籍であるとないとにかかわらず、すべての商品」に共通することです。
この仕事術図鑑は、仕事に悩む人に読んでもらいたいと作りました。
総務省統計局の最新の調査によると、日本の就業者数は6,628万人(自営業主、家族従業者含む)です。
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/pdf/gaiyou.pdf
また、発達障害当事者の割合は一般に6.5%と言われています。この数字は、文部科学省が2012年に行った「通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児 童生徒に関する調査結果について」という統計調査の数字です。
6.5%という数字について、発達障害専門の就労以降支援事業所として有名なKaienがこのようにコメントしています。
通常学級にいる子どもについての統計ですが、発達障害は生涯にわたって特徴が残るため大人での割合も概ね変わらないと考えられるでしょう。
上記の数字を元に計算すると、430万8,200人が就労している発達障害当事者だということになります。厳密に計算すれば変わってくると思いますが、いったんはこの人数を「この本を届けたい人」の総数として私は考えたいと思います。
そして、現時点で印刷予定3万4,000部のこの本___出版部数としてはかなりの数ですが___は、それでも私が届けたい総人数の0.7%でしかないのです。
そこで、自分たちからの働きかけができる施策がないかと私は考えました。
- 私たちから届ける
- お金は払わないでいい
この2つをクリアするやり方なら、もっと能動的にこの本を必要とする人に届けられるのではないかと。
その他のニーズを考慮して行き着いた答えが寄付型クラウドファンディングです。支援者による寄付を元手に本を購入し、その本が「必要としている人たち」に届く。通常のクラウドファンディングは「購入型」で、支援者がそのリターンを受け取ります。寄付型のクラウドファンディングは、支援者と受益者が違うという特徴があります。
※厳密にいうと、支援者が受け取るリターンに対価性をなくし、その支援金(寄付金)を別の人のために使うという仕組みです。
福祉の分野では、「お金を出してその分の対価をもらう」という流れの他に、「支援をして、他者に貢献する」という流れがあります。寄付というのはまさにそれにあたります。その流れを、この本を使ったクラウドファンデングで作ってみようと思います。
このプロジェクト、まだ始まったばかりです。実は、クラウドファンディング運営会社さんに相談をし始めたばかり。今後、随時進み具合をお伝えしたいきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。