即レスしてもいい理由、してはいけない理由
即レスについて考えてみました。
即レス信仰は良くないが、即レス進行は良い。
— 小鳥遊 (@nasiken) 2019年7月17日
どんな時でも即レスこそ神!となっては、他のタスクが捗らなくなってしまう。他のタスクの進捗を横目で見つつ安心して即レスするのが良い。
条件反射で即レスせず「右見て、左見て横断歩道を渡りましょう」的なのができると、良い即レスができるかと。
即レスが良い理由
言わずもがな、複数の人たちで協力し合って1つの物事を進めるときには、できるだけ進行を早くした方が良いですね。
しかも、即レスした分、レスした先の方に時間的な余裕(そして精神的な余裕も!)を持ってもらえます。締切が10日後だからと9日間自分のところで止めておいて次の人に回したら、「なんで早く回してくれなかったの!?」と言われてしまいがちですよね。
早く次に回せる、早く進行させることができるなら、即レスするに越したことはありません。
即レスが良くない理由
ただ、上に挙げたメリットにだけ注目してしまう即レス信仰に陥るのは少々危険だと思います。
本当に一分一秒を争っているのは業者からの見積書を営業事務さんに渡すことなのに、今人事部から送られてきた「お手すきの際に」という就業環境に関するアンケートメールに返信している暇は無いはずです。
そんなことしないと思うかもしれませんが、多かれ少なかれ同じようなことをしている場合が多いのではないかと思います。前後の見境なく、条件反射で対応してしまった経験は割とあるのではないでしょうか?
そんな人の頭の中は、全てのタスクが優先順位1番で、全部中途半端に手をつけてしまい結局何も終えられない、ということになりがちです。
全ての期待に最大限応えたいという気持ちは良いものですが、結果的に悪手になってしまいます。
それでも即レスしたい理由
「ではどうしろと?」ということになります。私はそれでもできるだけ即レスすることを採りたいと考えています。
要は、即レスが良くない理由は潰せれば良いのです。前後の見境なく手をつけて虻蜂取らずにならなければ良いと考えます。
そのためにはどうしたら良いか。
即座に「これは即レスして良い」と判断できるよう準備しておけば良いと私は考えています。
そのために必要なことは次の3つです。
- 抱えているタスクを全部把握
- それぞれの具体的な次の手順を明確化
- 各手順の締切と自分が止めているかどうかも明確化
ここまで情報を揃えれば、今来た依頼に即対応するべきかどうかがすぐに分かることが多いです。
ここをおさえている限り、即レスは断然した方が良い、と言えます。
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