「次に取るべき具体的な行動」だけを見て実行することで、少しずつ重圧から脱する。
先日、こんなツイートをしました。
最近、新しい考え・やり方・場を始めるための負荷が多方面からかかってます。
— 小鳥遊 (@nasiken) 2019年7月28日
SNSのポジティブな投稿を受け付けなくなるんですね。ネガティブな投稿か動物や赤ちゃんのただ微笑ましい動画は大丈夫。
やってしまえば元通りにきっとなるのですが、この変化は興味深い。
私の面倒くさい性格
タスク管理で仕事をサクサクこなそう!みたいなこと言っていますが、元はといえば仕事がうまくいかなくて、それをくよくよ考えて自分を追い込んでしまう性質な自分です。
仕事の負荷が集中してかかったりすると、すぐに私の豆腐メンタルは悲鳴を上げ始めます。実際、絶望的にヘビーな仕事でなくても、自分で勝手に何倍にも膨張させて「重いー!重いー!」と言いだすので、自分でも面倒くさい性格だなと思います。
少しずつ岩山を崩す
それでも少しずつ進めていけば、だんだんその重さは減っていきます。目の前の岩山の大きさを嘆きつつ、岩山の端っこをちょこちょこと崩していけば、だんだん岩山が低くなっていき、嘆きの度合いは少なくなっていきます。
ひたすら「次に取るべき具体的な行動」に分解してそれを実行する、の繰り返しという、GTDのステップを無心で踏んでいくことの大切さをひしひしと感じています。
今この記事を書いている現在、気が重いタスクに少しずつ取り組み始め、徐々に回復してきています。
基本動作の繰り返し
運動でもそうですが、基本動作を繰り返し練習して身につけて、意識せずとも体が基本動作通りに動くようになることが大事です。私は楽器をやっていますが、楽器の練習は何のためにやるのかと、元ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターであった安永徹さんは質問されたときに「頭が真っ白になった時にも体が勝手に演奏し続けられるためです」と言っていました。
タスク管理メソッドGTDは発生するタスクに対する対処法は同じです。把握、見極め、整理、選択、更新。この5つのステップを繰り返し踏み続けることで、タスクを完了させる習慣を身につけさせるのが、GTD実践にあたっての理想の1つであると思います。
下がり気味のメンタルから抜け出す方法
そこで自分自身に言い聞かせているのが、仕事で重い仕事がふってきて辛くなってもタスク管理ツールは更新しようということです。
「次に取るべき具体的な行動」だけを見て実行することで、少しずつ重圧から脱することができます。
GTDはその和訳である「成し遂げる技術」であるとともに、自分にとっては、下降気味の精神状態をフラットな位置まで引き上げられる技術でもあると実感しています。
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頭の中の「ごちゃごちゃ」を外に出し、見える化して「スッキリ」させる
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