ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

タスク管理を始められない人。

私はタスク管理を人に勧めてばかりいるのですが、それに対して断る人にパターンがある気がしています。

 

別にその人を悪く思うことはありません。自分だって、たまたま自分でタスク管理を実践するようになったからやれているものの、もし人から勧められるだけだったら同じように断るかもしれないです。

 

なお、やってみようと始めてみて継続できずに続かない人は、この対象ではありません。

 

では、タスク管理を始められない人のパターン、3つほどお話しします。

 

物や情報のが整理できていない

第一に、自分のタスクは整理できていない人。机の上がいる書類でいっぱいになっている人。デスクトップ画面がアイコンだらけになっている人。

 

考えてみれば当たり前で、タスク管理かあるいはそれに近いスキルを持っていて、タスクを整理することに興味を持つ人はすでにタスク管理のようなものを自分なりに実践しているんですよね。物や情報の整理にそれは反映されることが多いです。

 

業務過多に陥っている

第二に、忙しい人。タスクが整理できていないことと関係があるかもしれませんが、そのような人に限って忙しい忙しいとフゥフゥ言っている印象があります。

 

過去に仕事をご一緒した人で、口を開けば言い訳のように「いやぁ今忙しくてさ、いくら時間があっても終わらないよ」と言ってくる人がいました。

 

プライドが高い

最後、プライドが高い人。これは少し前置きが必要です。

 

タスク管理、特に私が推しているタスク管理メソッド"GTD"は、神業を駆使して効率的に終わらせる仕事術ではなく、当たり前と思えることを組み合わせたものに過ぎないのです。

 

タスクを書き出す

具体的な手順も書く

締切を設定する

等々……

 

GTDは「なんだ、こんなことか」と思えるようなことを愚直に続けるだけです。仕事術という響きに特別な憧れを抱く人はその時点で肩透かしを食らった気分になるのではないでしょうか。

 

同時に、誰でもできるような単純なことは自分にふさわしくないと思うタイプのプライドが高い人は、タスク管理を始められません。

 

また、タスクを整理したり、それを時間管理に落とし込んだりすると、自分がいかに思った通りに仕事が進められていないかがあらわになるので、それに耐えきれない人もタスク管理を始められないことが多い気がします。

 

そのタイプのプライド高い人は、タスク管理をすると自分のプライドが傷つきてしまうという嗅覚がなぜか鋭いんですね。そして、「自分なりにやっているから」と予防線を張ることが多いです。

 

最後に

もちろん、これに当てはまらない人もいると思います。また、タスク管理はすべからく全員すべきだと押し付けようとは思いません。

 

ただ、はたから見ていてタスク管理をスキルとして身につけておけば格段に楽になるのに……という状況は、見ていてもどかしくあります。特に、私と同世代のアラフォー以上の方々によく見られがちかなと。

 

上の世代の遺産の恩恵に預かれず、下の世代からの突き上げに戦々恐々としている層としては、特に仕事面で色々と優位に事を進められるスキルとして、タスク管理は身に付けておいた方がいいのではないかと思っています。

 

 

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