ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

タスク管理は、仕事がデキるためだけでなく、不安を払拭するためのもの。

タスク管理は、仕事をうまくやるためだけのものではない。そう言いたいなと強く思ってこんなツイートをしました。


要するに不安との戦いなんですね。


私が1度目に休職をしたとき、人事との面談でいったことがその象徴なんです。


「毎日、何かしら事件が起こるじゃないですか」

 

「え?事件って?」

 

「名刺作るのが遅れたり、お客様をなかなかお通しできなかったり...」

 

「そんなんよくあるって!事件だなんて大げさだよー」


人事の方は、落ち込む私に対してつとめて明るく振る舞ってくれていました。しかし、私には「そうか、(人事の)●●さんとは、住んでいる世界が違うんだな」としか思えませんでした。人より不安を感じるレベルというか頻度が高いのかもしれないと思っています。


それくらい、仕事でのミス等による不安の存在は大きかった(今でも大きい)のです。ミスだけでなく、先行きの分からない仕事の見通しのつかなさによる不安、把握漏れしている仕事があるんじゃないかという不安、自分が何かしなきゃいけないのに相手対応待ちと勘違いしているんじゃないかという不安、等々……。終業時間中のみならず、退社後も不安を持ち帰ってブルブルしておりました。


タスク管理は、それらの不安をかなり払拭してくれます。これは、なにも発達障害だけに限った話ではないと思います。


私が基本としているタスク管理メソッド”GTD"では、その目的は「水のように澄みきったこころ」の境地に達することだとしています。やるべきことが次々と終わることは目的ではないのです。その先にある「安心感」こそが、GTDの目的。この点が、私がGTDをベースにタスク管理をする理由だといっても過言ではありません。


不安の払拭。これこそが、私をはじめとして仕事が要領よくこなせず悩む人たちに共通する課題ではないでしょうか。そして、方法論を学んだりツールを使うことで解決できるのなら、これほどすごいことはないのではないか、と毎日のように思うのです。 

 

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