ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

「時間がない」のは、「捨てられない」から。

個人的にも存じ上げているお二方のやり取りから考えたことを。

 

「自分で責任を取る」と「なんでも自分のせいにする」の違いは何か?

 

私は、「①これはやる」「②これはやらない」を判断しているかどうかだと考えました。

 

「自分で責任をとる」は、①と②を分けています。「なんでも自分のせいにする」は、全部①にしてしまいます。できればいいのですが、できずにあぶれるであろうタスク、やってあげれば良かったと思い込むタスクを②にできないのです。

 

全部やりきれないので、本来であれば「やらない」か「先送りをする」のどちらかを選ばなければいけないのに、「はい!やります」と答えてしまう。

 

難しいのは、この態度は誠実そのものなんですよね。一時的には喜ばれます。ただ、結局時間がなくて「できませんでした」となり、その誠実さが仇となってしまいます。もったいないことです。

 

今は膨大なタスクがリアルタイムでポンポン飛び込んでくる場合が多いので、②を選択できるスキルがとても重要だと私は感じます。「やらない」か「先送りをする」か。

 

冒頭のやり取りには、続きがあります。

 

自分の身の丈を知る。これに集約されるなと思いました。

 

 

1日の予定を立てることが、まずは自分の身の丈を知る第一歩だと思います。測定しづらい「体力」や「精神力」「気力」「根性」ではなく、測定しやすい「時間」を尺度に、自分が一定時間内にどれだけのことができるかを知る

 

「時間がない」と悩んでいる人は、「②これはやらない(先送り含む)」ができるとその悩みを解消できることが多いです。

本の執筆で自己理解を深めた話。

引き続き、「要領が良くないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑(仮)」の執筆を進めています。

hochebirne.hatenablog.com

 

本の執筆をする上で、ただひたすらタスク管理のことばかりを書くことはしていません。私にとっては、タスク管理の原理ですべて解決できてしまう!と感じられるのですが、少なくともそういう書き方をすると読者は「またかよ……」と思ってしまいます。

 

章立てもそれを反映させています。「優先順位のつけ方」「段取りの仕方」といった、仕事上でのタスク管理をメインにする章もあれば、「整理・片付け」「人間関係・会話」といった、タスク管理の成分低めの章もあります。

 

サンクチュアリ出版の編集者宮崎さんと、共著である「ひらめきメモ」のF太さんと相談してこのような章立てにしたものの、「自分、整理整頓苦手だった!」「人間関係で気を付けていることって、何かあったっけ?」と考えるばかり。「本当にこの本の著者としてふさわしいのか?」と思うまでにも。

 

でも、じっくり自分の中を深掘りしてみると、書ける内容が出てきたんですね。

 

苦手だからこそ書けることや、意識していないが自分で習慣化していることがありました。それを、人との会話の中で自分の中で見つけていったのです。

 

そして、タスク管理をやっていたからできたことがとても多いことに気がつきました。例えば、机の上の整理はとても苦手でしたが、タスク管理をして頭の中を整理することで物も次第に整理されていった……という具合に。

 

タスク管理をした結果、活動量や思考力がアップしたということになりますね。……などと、結局タスク管理を結論に持ってきてしまうのですが(笑)

 

ともあれ、本の執筆は、自分の中にあるものを全部出し尽くすよう考えを掘り下げるものだなと実感しています。結果、自己理解が一段と深まっています。

 

商業出版でなくても、例えばブログのようなものであっても、自分の考えをまとめるのはとても有意義なものだなと感じる今日この頃です。

 

 

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仕事をゆっくり丁寧にすると、早く終わる(ただしタスク管理実践時に限る)

昨日、こんな記事を公開しました。

hochebirne.hatenablog.com

 年末年始の休みも終わり、現実に戻される!とブルーになっている方も多いのではないでしょうか。

(略)

なぜ通常営業モードになるのに時間がかかるのか。

 

私の実感では、休み明け初日のGTDの最初3つのステップである「把握」「見極め」「整理」に時間がかかっているからだと考えます。そして、もっと言うと、休み中に(なぜか)溜まった仕事タスクの大きさに圧倒されて焦ってしまい、GTDの最初3つのステップを無視して「選択」して実行してしまっているからだと考えています。

 

これは、勘を取り戻せていないといった話ではなく、単に手順を踏んでいないだけではないでしょうか。

 

この記事を書いているのはまだ休み中です。休み明けの私は、おそらく次の2つのうちどちらかです。可能であれば最初の方で初日をスタートさせたいです。

 

  • いつも以上に丁寧にタスクペディアに仕事タスクを登録し、それが終わるまでは仕事に着手しない
  • 急ぎでやるべきことがあればまずそれをやり、ひと段落ついたら時間を取ってタスクの登録をする

 

 

これ、実際にやってみたんですね。

 

その結果どうなったか。

 

かなり余裕をもった仕事ができました。そして、定時であがることができました。

 

タスク管理を習得して仕事に生かせていると、たまに「自分だけ知らず仕事量を減らされて窓際族に追いやられているのではないか」と思うときが私にはあります。

 

そこまでではなくても、たまたま仕事の依頼が集中していなかったのかもしれません。また、「あいつはよく定時で上がっている」と認識されているから、今日じゃなくて明日に依頼しようと思われているのかもしれません。

 

でも、一日の実績を見ると割とたくさんやっています。なので、仕事が少なかったという理由ではなさそうです。

 

そんな感じで、新年初日はとどこおりなく終了しました。

 

もちろん、「定時であがるために」タスク管理を意識していたのではありません。自分の中では、急ぎでやっておくべきことをまず済ませ、それ以外ではタスクペディアへの登録を優先しただけなんですね。また、意識的にすべての作業を丁寧にゆっくりとしました。

 

  • 焦ってスピードを上げようと思うと、仕事の進みが遅くなる。
  • ゆっくり丁寧にすると、逆に仕事が早く終わる。

 

 

この2つを実感した一日でした。

 

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来週末(1/18)開催!「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」

定期開催しているこちらのイベント、来週末の1月18日(土)に開催いたします。まだ残席ございますので、興味ある方はぜひお申込みください。

passmarket.yahoo.co.jp

 

こちらをご覧になっている方、どんなタイミングで読んでいるのでしょうか。このブログは原則的に早朝5時半に公開しています。だから、朝に読んでいる方が多いかもしれませんね。

 

年末年始の休みも終わり、現実に戻される!とブルーになっている方も多いのではないでしょうか。特に、長いお休み明けは、仕事の勘を取り戻すのに時間がかかりますね。

 

「仕事の勘」と書きました。よく言われますが、その本質は何でしょうか。スポーツの世界でよく言われるような「動かない身体を徐々に慣らしていく」といった感じなのでしょうか。

 

私は違うと思います。仕事の勘は「勘」ではないと思います。そもそも、仕事は勘や脊髄反射でするものではないと思っています。屁理屈をこねているように聞こえるかもしれませんね。もう少しお付き合いください。

 

私は、仕事のやり方には、およそ共通する王道があると思っています。自分にとってそれは、タスク管理メソッド”GTD"です。他の人なら、その人なりの仕事の進め方です。仮に休暇中にGTDの方法論を忘れていて、会社で数時間過ごしていたら徐々に思い出してきたというのなら、「勘を取り戻す」という表現がぴったりです。しかし、長い間積み重ねてきた自分の仕事の進め方は、数日の休みぐらいでは忘れることはありません。

 

では、なぜ通常営業モードになるのに時間がかかるのか。

 

私の実感では、休み明け初日のGTDの最初3つのステップである「把握」「見極め」「整理」に時間がかかっているからだと考えます。そして、もっと言うと、休み中に(なぜか)溜まった仕事タスクの大きさに圧倒されて焦ってしまい、GTDの最初3つのステップを無視して「選択」して実行してしまっているからだと考えています。

 

これは、勘を取り戻せていないといった話ではなく、単に手順を踏んでいないだけではないでしょうか。

 

この記事を書いているのはまだ休み中です。休み明けの私は、おそらく次の2つのうちどちらかです。可能であれば最初の方で初日をスタートさせたいです。

  • いつも以上に丁寧にタスクペディアに仕事タスクを登録し、それが終わるまでは仕事に着手しない
  • 急ぎでやるべきことがあればまずそれをやり、ひと段落ついたら時間を取ってタスクの登録をする

 

把握すらしていない状態の「タスクの種」のようなもの___私の場合は主に仕事の依頼メール___が数多く目の前に積みあがっているとき、一番やってはいけないのは、

 

焦って全部に少しずつ手を着けること

 

です。反対に、やるべきことは、

 

何にも着手せず、タスクの整理をすること

 

です。

 

そのタスクの整理の方法について、タスク管理メソッド”GTD"を参考に、より分かりやすく簡単なモデルに落とし込んだものを、冒頭でご案内したイベントではご説明します。

 

以下の画像のような特徴を持ち、仕事がうまくいかず休職や退職を繰り返した私が、やり方次第で仕事がきちんとできるようになったという話とともに、お伝えしたいと思っています。

f:id:hochebirne:20190721220014j:plain

 

よろしければ、イベントにお越しください。10時開始回と16時開始回の2回、いずれも同じ内容で開催します。両回ともに懇親会もありますので、よろしければそこで直接お話できたらと思います。

passmarket.yahoo.co.jp

2019年振り返り

年内最終更新となりました。こちらの記事をお読みいただいている皆さま、ありがとうございました。

 

今年もいろいろやりました。

 

自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術

ひらめきメモの中の人F太さんと共催のこのイベントは、3、5、7、11月(1日2回)の合計5回開催でした。一回の開催で80名前後の方々にお越しいただける規模になりました。今年は都合約300名の皆さまにこちらのイベント内容をお届けすることができました。

 

今後も少しずつ内容をアップデートしつつ、続けていきたいと思います。

 

最新の情報への更新前ですが、こちらがイベントに関するまとめページです。

fta7.net

 

大学での講演

こちらはチーム・タスクペディアとしての登壇となりました。6月に都内某私立大学のゼミ、そして7月には千葉大学国際教養学部の学部生の皆さんに向けて、タスク管理支援ツール「タスクペディア」を通して、タスク管理で大学生活やその後の社会生活についてのお話をしました。

hochebirne.hatenablog.com

 

寄稿① ウェブメディアStudyWalkerへの連載

こちらは昨年冬にオファーをいただき、1月から9月まで合計20本の寄稿記事を連載しました。私の記事はこちらにまとまっています。

studywalker.jp

 

寄稿② ウェブメディアLITALICO仕事ナビ

1月に公開されたこの記事は、当時編集長だった鈴木悠平さんの書き手募集ツイートに秒で乗っかって書かせていただいたものです。今でもちょいちょいLITALICO仕事ナビのツイッターアカウントでご紹介いただいてます。ありがたい。

snabi.jp

 

サイト「タスク管理大全」オープン

こちらは、チーム・タスクペディアのメンバーが独自に立ち上げたサイトです。私自身はなかなかサイト構築やコンテンツ作成にタッチできていないのですが、チームメンバーでタスク管理についてのあらゆることを集約して提供しようと運用しています。ツイッターやLINEもやってます。これから活動が活発になりますので、よろしければフォローやご登録いただければと思います。

task-management-compilation.com

 

ラジオ「タスクペディアの始め方」

チーム・タスクペディアのメンバーであるりんださんと共に、タスクペディアの使用例やそれにまつわるトークYouTubeラジオを4月から定期的に発信。特別回を含めて15回やっています。毎回、方法論だけではなく深い話題になっているのが特徴というか、やっていて楽しいところです。 

www.youtube.com

 

障害者就労移行支援事業所で毎週講座を担当

ほとんど私のライフワークの1つとなっています。タスクペディアの提供元でもある社会福祉法人SHIPが運営するEXP立川で、毎週金曜日講座を受け持っております。

 

去年の10月から4ヶ月育休を取りまして、EXP立川での講座もお休みしておりました。今年の2月から復職し、その育休明け初日はEXP立川で迎えました。そして、この記事公開の日である2019年最後の営業日もEXP立川です。そのうち会社から怒られるんじゃないかと思うくらい自由にやらせてもらっています。

 

書籍「要領が良くないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」執筆開始

サンクチュアリ出版の編集者宮崎桃子さんからオファーをいただき、共著のF太さんと共に書き進めております。宮崎さんは、私とF太さん共催のイベントにご参加いただいて本の企画を考えたとのこと。現在頑張って執筆中です。

 

自分の書く内容が本になって出版されるなんてなかなか無いことですので、企画のオファーをいただいてから実はずっと興奮しっぱなしです。

 

本文内容のイラストやカバーデザインなどが形になってきて「いやぁ!本ですね!」「ええ、本ですから」と落語みたいなやり取りを宮崎さんとするくらい、ご機嫌で執筆しています。

 

出版は来年の春以降の予定です。あくまで予定ですので、時期は変わることがあります。他のビジネス書とは違う、会社に居場所がなかったわれわれが仕事で結果を出せるようになったコツをお伝えしたいと考えています。

 

他、ブログは平日毎日更新は育休明けから続けています。ツイッターも割と頻繁に更新しています。

 

なぜここまで入れこめるのか。体力も根性も無く、豆腐メンタルですぐにへこたれてしまう私がなぜ?

 

こちらの記事に、まさにその質問に対する答えの参考になるものがありました。

www.zenrosai.coop

なぜ僕が、子育て情報の発信を続けられているか。それは、僕もかつて真っ暗なトンネルの中をひとりさまよっていたからです。そして、そんなときに灯された明かりに心救われた経験があるからです。たすけられた過去があるから、たすけたい今があるのです。

 

これを、私はこのように読み替えました。

 

 

まさにこの気持ちです。これが原動力となり、自分を駆り立てています。その証と言ってはなんですが、30年のあいだ吹奏楽部やオーケストラに所属してきた私が、今年の7月に所属オーケストラを退団しました。唯一と言っていいほどの趣味でしたが、一気にタスク管理関係で舵をグイッと切りました。

 

去年、2019年はこうなるとはまったく予想していませんでした。今も2020年どうなるか分かりません。ただ、この気持ちだけは変わらないと思います。

 

長くなりましたね。今年はこのへんで〆とさせていただきます。

 

皆さまよいお年をお迎えください。

 

 

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「優先順位を付ける」とは、自信を持って「それ以外」を捨てること。

この記事を読みました。

r25.jp

 

「『時間がない』は言い訳だ」

 

いつもこの言葉には違和感を覚えてきました。「そんなこと言ったって、時間が自分で創りだせるわけないじゃないか」と。ただ、1つ抜け落ちていた観点がありました。

 

「時間がない」というのは、「それをはじめると今やっている何かをやめなければならないが、それができない」ということなのだろう。

 

しかし、世の中はトレードオフだ。時間がないなら、どちらかに決めなければならない。

 

むしろ、「何かをはじめるなら、何かを捨てなければいけない」ということは、当たり前のことだと知っておくことだ。

 

当たり前のことですが、私はこの考えが抜けがちでした。暇な時間が無いのであれば、新たに何かを始めたいのであれば、今やっていることのうちいずれかを捨てなければいけない。この考え方は、選択肢として持っておいた方がいいなと思います。

 

考えたいのは、自分がどんな目的に時間を使っているかです。タスク管理の視点からいうと、自分の行動を分単位で記録するタスクシュート式という考え方は、とても有用です。当たり前ですが、その画面は一日24時間ギッシリ詰まっているので、「この状況でさらに新しいことをするには、何か今やっていることを減らすか先送りしなければ」という考えに自然となります。

 

そこまで考えなくても、優先順位を意識するとこのトレードオフの考え方に近づくことができます。「今、何をすべきか」「今日、何をすべきか」「今週、何をすべきか」「今月...」「今年...」。最終的には、「自分の人生で優先すべきことは?」という話になります。

 

話は横道にそれますが、この考え方はGTDの「高度」という考え方で表現されています。高い方から「夢」「3~5年の長期的な構想」「1~2年の目標」とだんだん短くなっていき、最終的には「次にとるべき具体的な行動」となるのです。

 

この「次にとるべき具体的な行動」は1つです。2つ同時に行うことは想定していません。つまり、「何かをする」ことイコール「他全部を(今は)しないと決める」ことなんですね。トレードオフです。

 

この考え方はとても大事だと思います。仕事を抱え過ぎて爆発してしまうタイプの人は、ここで勘違いをしています。今やっていることは捨てずに、新しいことを抱えようとするのです。明らかに今日中に終わらない仕事を今日のうちに終わらせようとしてしまう。これではキャパオーバー必至です。まぁ、昔の私なんですが。

 

もちろん、仕事中無駄な時間を過ごしていないかという検証は必要ですし、全部やれればそれに越したことはありませんが、自分はトレードオフをせざるを得ない状況だと意識したら、うまく捨てること、今日はこの仕事はやらないと決めるのもアリだと考えた方がいいかもしれません。

 

タスク管理でタスクを整理して優先順位をつけるということは、最優先以外を捨てるということ。これを、もっと自信をもってやっていいのではないかと、冒頭ご紹介した記事を読んで思いました。

 

 

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年始出社日前日に不安で押しつぶされないために今できること。

こんなツイートをしました。

 

お客様と直接会う職種の方は違うかもしれませんが、デスクワーク中心の仕事をしていると、

 

「年末だから」という理由でなぜか仕事を終わらせなければいけないと思い込む

 

「年始は新たな気持ちで取り組もう」と新規巻き直し的な感覚で仕事に取り組む(結果、去年からの引き続きの仕事が並びがちなんですが)

 

こんな状況に違和感を覚えていたものです。だから、仕事納めという言葉に一抹の抵抗感があります。

 

それに、仕事のキリのいいところをうまく見つけられる人は良いのですが、それができない人は、そもそも仕事納め感を得られずに「やばい、不用意に先送りしてしまった。休み長いし、その分来年初日から大変そうだ……」とブルーになって帰ります。

 

そして、新年初営業日の前日に翌日からのことを考えてブルブル震えるのです。これは私の実体験からなので、もしかしたら違う方も多いかもしれませんが。

 

この暗たんたる不安な気持ち、100%なくすことはできませんが、できる限り減らしたいですよね。

 

そのためにタスク管理は絶大な効力を発揮します。冒頭のツイートのとおり、「残タスクはこれとこれ……とこれ、不確定事項のあるタスクはこれとこれ」と、年内最終日の締めのときの各タスクの状況を整理しておくと新年初日への不安が軽くなります。

 

私たちの想像力は考えているより大きく強くて、1の不安要素から10も100も余計な不安を作り出します。余計な不安をつくりだすその燃料は「知らないこと」です。「やらなきゃいけないことがあるんだけど、よく分からない」という状態。だから、せめて不安要素を50や500にせず、5にとどめておける仕組みを作っておくと良いのです。

 

もちろん頭の中でそれが完璧にこなせる人はほんの一握りです。自分が抱えている仕事タスクを全て把握・リスト化し、その進捗を一目で確認できるようなツールに頼ると、誰でもこの「不安を減らす効力」を得ることができます。

 

長い休みで不安を増殖させず、できるだけ自然に休み明け出社できるようになれるよう、今日からでもタスクとその進捗をポツポツ入れてみるのをおすすめします。

 

やり方が分からなければ、とりあえずタスクペディアをお使いください。

www.taskpedia.club

 

 

 

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