2021/9/18開催!「自分は要領がよくない、と思い込んでいる人のための仕事術」オンライン講座
来る9月18日に下記のオンライン講座を行います。
こちらは、30回以上開催した講座「自分は要領がよくない、と思い込んでいる人のための仕事術」の流れをくむものです。過去の講座情報についてはこちらにまとめてあります(ちょっと情報が古いですが)。
以前と同じく、「ひらめきメモ」のF太さんと一緒に講座を行います。共同執筆した「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」をベースに、書籍内で紹介した「手順書」の作り方が身に付くよう、ワーク多めの内容の講座となっています。
ピアノの弾き方を本でいくら読んでも、手を動かさなければ弾けるようにはならないように、「技術」をいくら読み込んでも、実際に手を動かさなければ身につきません。
しかし「仕事術」といわれるようなもののほとんどは、本で読めばすぐに役に立つ、と思われがちです。しかし実際には仕事術やタスク管理もスポーツや音楽と同じで、手を動かしてはじめて身につくものです。
そこでこの講座では、たっぷりとワークの時間を設け、講座の中で実際に手順書をつくっていただきます。
この講座に参加していただければ、「あとでやってみよう」でやらずじまいになることなく、実際に手を動かすことで手順書づくりの感覚まで、身につけていただくことができます。
ごちゃっとした頭の中がスッキリして、やるべきことがクリアになり、そしてなにより、仕事の手順書が手元に残ります。
世に「仕事術」と言われるものはたくさんありますが、実際どこまで実践にできるかという問題が残ります。上記で書いてあるように、ある仕事術を紹介された文章だけ読み、それで満足してしまう、ということはないでしょうか。
もちろん、それを知っているだけでも大きなメリットにつながります。ただし、私たちが書籍でご紹介した「手順書」は、ぜひ手を動かしてつくってみて欲しいのです。体で実感して欲しいのです。
というのも、この仕事術、言い換えれば「タスク管理」は、ある程度手間がかかるものだからです。私個人の考えですが、仕事を無理なく進められるようになるには、自分のある程度の手間との引き換えが必要になります。
「タスク管理というものがある」と知っただけの状態と、実際に手順書を作ってタスク管理を肌で経験した状態では、おそらく違うのではないかと思います。「ああ、これくらいの手間はかかるよね」と、自分の心の準備ができる、と言いますか。
そういった意味で、ワークで手順書をつくっていただく機会を設けて、いろんな意味で「手順書を作るのってこういうことなんだ」と腹落ちしていただく。そのことが、手順書づくり=タスク管理を継続できるカギではないかと思っております。
参加対象人数が10名様と、以前開催していた80名規模の講座から規模は小さくなっております。その理由は、手順書を作り、そしてその後にたっぷり時間をとって分からない点などをご質問いただくというのを想定しているからです。
こちらのブログを書いている時点でまだ席に空きはある(はず)ですので、よろしければお申込みいただければと思います。
継続支援型のタスク管理コンサルティングサービスを始めます。
私は、個人タスク管理習得サポートサービス「PitIn」というものを行っております。
task-management-compilation.com
このたび、サービス内容を拡充することにいたしました。
これ、やろうかなと思ってます。
— 小鳥遊@発達障害を「仕事のすすめかた」でカバーしてはたらく会社員 (@nasiken) 2021年7月27日
少し内容は変えますが、フルサポートのタスク管理サービスです。 https://t.co/JLoozHt6GS
私がやっているPitIn(ピットイン)というタスク管理コンサルティングの内容の拡充、という方向です。 pic.twitter.com/hAx8P9NSlQ
— 小鳥遊@発達障害を「仕事のすすめかた」でカバーしてはたらく会社員 (@nasiken) 2021年7月27日
Aコースは何も変わらず時間もお値段も据え置き、今回新設するBコースはそれなりの値段設定をする予定です。
— 小鳥遊@発達障害を「仕事のすすめかた」でカバーしてはたらく会社員 (@nasiken) 2021年7月27日
8月から開始予定です。興味おありの方は告知をご覧いただければと思います。
おかげさまで、PitIn(ピットイン)という個人タスク管理サポートのサービスを多くの方々にご利用いただいております。その中で課題も見えてきました。
課題は、後追いができないこと。もちろん、そのときの困りごとや相談には全力でお答えし、その後のことも考えて解決法や考え方などを提案していますが、いかんせん「その後どうなりました?」ができないんですね。PDCAでいうと、Pだけしかクライアント様に関わることができないんです。
その課題をクリアするため、継続的な支援を重視したサービスを考えました。それが、上記のBコースです。なお、既存の1時間単発のコンサルサービスはAコースとして残します。こちらをご利用いただきたい方は引き続きAコースをご利用いただけます。
Bコースのイメージですが、こんな風に考えています。
ヒアリング・仕組みづくり
最初に仕事のすすめかたについての悩みごとや困りごとをヒアリングして、まずはどういう仕組みでタスク管理をしていくかを決めていきます(zoomを使い、1時間~1時間半程度)
平日毎日1回報告とフィードバック
ヒアリングと仕組みづくりが終わったら、それを実行します。でも、最初からうまく実行できることはそんなに多くないと思います。どのようにしたら実行できるかのメンタリングや、仕組みの微修正もやっていきます。気軽にやれるよう、メールやメッセンジャーを使います。
週末作戦会議
実行する中で課題が洗い出されてきます。その課題をクリアするため、仕組みの改善を行います。zoomを使って30分程度を考えていますが、2か月目と3か月目に入るとき1回ずつ1時間程度つかってがっつり取り組む予定です。平日に実行して週末にチェック(改善)という流れを想定していますが、スケジュールは柔軟に対応いたします。
要するに、ほぼ毎日お付き合いさせていただくということですね。そうなると、私小鳥遊がどんなコミュニケーションをするか気になると思います。
過去にPitInを利用された方からは、
「一切私を否定せず押し付けるような発言も全くなく承認しながら話を進めてくださったので安心できた」
「こちらの質問や考えを優先して聞いてくださった」
「私が直面する課題を1から100まで非常に丁寧に聞いて頂けた」
「小鳥遊さんはゆっくり私の話を聞いてくれて、タスク分解を手伝ってもらえて、どういう風に分解すればいいのか体験できて良かったです。」
「優しく、共感的に話を聞いてくださった」
「質問一つ一つに丁寧に答えて頂きありがとうございました」
といったご感想をいただいております。クライアント様の考えをできるだけ生かし、寄り添って進めていこうと考えているので、ご安心いただいてもよろしいかと思います。
最後に、このBコースの内容は3か月の間ずっと併走するフルサポートですので、それなりの値段設定となっています。
3か月18万円(先着2名様15万円)
といたしました。少なくない額ですので、まずはAコースをご利用いただいてからBコースの検討するのもありかもしれません。
仕事場には行くことができる。でも、仕事の抜け漏れやミスなどでつらい。先送りをしてしまう。仕事の整理がつかない。何もしていないのに時間だけが過ぎて行ってしまう。そんな方でも、安心して仕事ができるきっかけとなるような3か月間を提供したいと考えております。
8月申し込み分は限定2名様としたいと思います。よろしければ、お申込みください。
task-management-compilation.com
仕事は、トレーニング次第でできるようになるのか。
この記事を興味深く読みました。
でも、すこしイレギュラーがあると、途端に仕事が止まる。
「それぐらい考えてやれよ」といっても、彼らには想像の枠外である。
まして、非定型業務、たとえば作戦を考えたり、タスクを分解してスケジューリングをして関係者の調整を図ったり、前例のない事をやったりすることは、到底無理である。
私は、タスク管理の力を借りなければ、到底「作戦を考え」たり、「タスクを分解してスケジューリングをして関係者の調整を図っ」たりするのはできませんでした。つまり、タスク管理を身に付けていなかったときの私は、文中の「彼ら」のカテゴリーに入っていたのです。
逆にいうと、タスク管理を習得してからは、「彼ら」の域を脱したと言えます。
その違いは、「タスク管理をしているかどうか」ということになります。
ただそこで、内なるもう一人の自分が「本当にそうか?」と問いかけてくるのです。
いわゆる「頭の良さ」の問題です。正直、私は頭が悪い方ではないと思っています。忘れっぽかったり、臨機応変な対応にまごついたりしますが、落ち着いて取り組めれば能力を発揮することができる方だと思っています。
「ほら、やっぱりタスク管理があってもなくても、もとから出来るタイプなんじゃないか」
と、自問することになります。そうであれば、私が「タスク管理は身を助ける」と言っていても、「ただし、能力ある人に限る」という限定が付くことになってしまいます。
ここで考えてみたいのですが、「頭の良さ」とはなんでしょうか。いったんここでは仕事を適切にタスク化する能力であるとします。適切にタスク化する能力というのは、「その仕事の目的(望むべき結果)を言語化できる」「目的を達成する手順を想像できる」という2点に集約されると考えます。
もっと根源を掘っていくと、抽象的な目的を達成するための具体的な行動(手順)を書き出せる能力とも言えるでしょう。
断続的に個人タスク管理コンサルをしております(興味ある方は固定ツイートへ)
— 小鳥遊@発達障害を「仕事のすすめかた」でカバーしてはたらく会社員 (@nasiken) 2021年7月4日
今日もコンサル中に改めて感じたのが、
抽象的な「やりたいこと」「やるべきこと」
を
具体的な「手順」
に落とし込むスキル。
慣れればできるようになるのですが、最初は難しいんですよね。
この能力は訓練すれば身に付くのか。答えはイエスです。以前、スケジュール管理について造詣の深い臨床心理士の先生のセミナーに参加し、この質問をぶつけてみました。即答で「できる」でした。とても安心し、救われたような気分だったのを覚えています。
もちろん、個人差はあると思います。ただ、我々が、この能力が未来永劫身に付かないタイプと先天的に持っているタイプに二分されてそこにどうしようもない断絶がある、というわけではないようです。
ということで、仕事はトレーニング次第で(タスク管理を身に付けることによって)できるようになる、ということをお伝えしたく。
箸休め。雑記。
最近、タスク管理に関する私個人初のサービスを「お仕事」として請けることを意識するようになっております。
もちろん今まで、イベントを行ったり、本を書いたりしておりますが、もっと「私個人発」の何かをしたいなと。
そこで、例えば去年から個人コンサルティングを始めたり、個人セミナー(終了しております)を開催したりしております。YouTubeもやっています(YouTubeへのリンクだけなぜか反応しないので以下に埋め込みで表示します)
それらをやるうちに、自分の中に生まれたものがあります。一言でいうとそれは「畏(おそ)れ」です。自分の提供しているものは果たして(いただく収益に見合うだけの)価値が本当にあるのか?という考えが常に自分の中にあるんですね。
もちろん、前述の個人コンサルティングや個人セミナーは自分のやれる限り精一杯のことはやっている(やった)のですが、この考えは自分の中にかなり強く根を張っています。
それに拍車をかけることとして、一緒に仕事をする方々の存在があります。それらの方々による情報発信などの活動のクオリティが高いのです。それを目の当たりにすると、参考になったり学びになる反面、「自分はこれで良いのか」と自分をじっと見つめることになるわけです。
そういった考えをしているさなかにしたツイートがこちら。
友がみな我よりえらく見ゆる日よ
— 小鳥遊@発達障害を「仕事のすすめかた」でカバーしてはたらく会社員 (@nasiken) 2021年5月22日
サッポロ一番焼きそば×2を一気食いしたあと布団としたしむ
(字余り)
以前より、タスク管理を通して得た経験やスキルを他人のために役立てる方向の仕事を増やしていきたいと考えていました。今後はそれをもっと活発化させていきたいと考えています。でも、「自分のその経験やスキルって、どこまで役に立つの?」と踏みとどまろうとする自分がいます。
長い間お世話になっているクリニックの先生からは、「まぁ、焦らずに」という言葉(というか指示?)をもらっているので、ある意味この踏みとどまりは悪くないのかもしれません。ただ、将来的には、徐々にでもタスク管理関係の仕事にも重心を置いていきたいと考えています。
と、ここまで書いて、「自分、かなりウジウジと二の足を踏んでいる~」と思っております。やるべきことは、「もっと本を読んだり経験を積んだりしながら、タスク管理についての知識に深みと広がりを持たせる」「とっととタスク管理関係でやりたい活動を始めてしまう」なのは分かっているんですけどね。やれる範囲で、なんとかやっていきたいと思います。
タスク管理で「畳み人」になる。
こんなツイートをしました。
すごい分かります。
— 小鳥遊@発達障害を「仕事のすすめかた」でカバーしてはたらく会社員 (@nasiken) 2021年5月19日
「広げ人」「畳み人」という考え方があって、"拡散思考"は前者ですね。このギャップがあればあるほど、一人ではなかなかうまくいかない。 https://t.co/N4HsElLFYf
タスク管理が染み付いてくると、「広げ人」も畳めるようになる気がします(私がそうでした)
— 小鳥遊@発達障害を「仕事のすすめかた」でカバーしてはたらく会社員 (@nasiken) 2021年5月19日
むしろ、際限なく広げる人に対して「畳めるのだろうか?」と心配になって畳もうとするようになりました(これはこれで極端過ぎて良くないかもしれません)
私、以前は広げ人、つまり拡散思考の持ち主(少なくとも、話が端的にまとめられなかったり、うまく収束できなかったり)だったんですね。以前の私は「実践できるように落とし込む」のが苦手でした。思考が拡散するばかりで、ちっとも具体的なタスクに落とし込めない。
でも、驚くべきことに今ではむしろ畳み人的な要素が圧倒的に強いんです。ツイートにもあるように、あるアイディアがあればすぐさま「それは実行可能か」「実行可能であれば、どのように具体的なタスクに落とし込むのか」を考え始める習慣がつきました。
物事を進める力が強い人の特徴の一つとして、抽象的なアイディアを具体的なタスクに分解できる、つまり「広げたものを畳められる」が挙げられると思います。この特徴は生来備わっているもので努力で得られないと考える人は多いんじゃないでしょうか。
私の経験からすると、トレーニング次第で得られるものだと言えます。
そのトレーニングは、ただひたすら「目的の明確化」「目的を達成するための具体的な行動の明確化」を繰り返すことです。これは、タスク管理メソッド”GTD"の5つのステップの2つ目「見極め」そのものです。
F太さんとの共著「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」のあとがきで、私はこんなことを書いています。
そしてわかったこと。
「仕事の要領」の実体はノウハウでしかなく、天賦の才ではないということです。練習すれば身につきます。実際、ADHD 特性のある私でも要領を「つくる」ことができました。
だから「抜け漏れが多い」「先送りグセがある」「マルチタスクが苦手」でも、ノウハウを習得すれば「優秀なあの人」と少なくとも同じ土俵に立つことはできる。そう私は信じています。
ということで、拡散思考が強かった私(というより、思考が拡散してしまってもそれを畳むことができなかった私)でも、後天的なトレーニングによって畳み人の要素を身に付けられたということ、 そのトレーニングとは日々のタスク管理の実践であったことは、声を大にして言いたいと思います。
【告知】会社の仕事に疲弊したり、自分の価値に自信がない人に。
本日21時より下記セミナーを行います。大企業で「残業ゼロ」を実践されている滝川徹さんとの共催です。
- 会社員であっても、自由にやっていきたい。
- 頑張り過ぎず、適切に仕事と向き合っていきたい。
- 「会社員」だけではない自分をつくっていきたい。
こんなことを考えている方に、特に滝川さんのノウハウは超絶お勧めです!(私も私なりに精一杯お伝えします!)
会社員であっても、自由にやる
・・・ってどういうことでしょうか。「自由な働き方」という言葉と「会社員」という言葉は、ちょっと考えるとあまり仲が良いようには思えません。
会社員といっても、色々な仕事があり、職種も多種多様です。私は管理部門の総務・法務という「ザ・自由とは程遠い仕事」的なことをやっております(個人の主観です)。しかし、がんじがらめに不自由かというと、そこまでではありません。ここでいう自由とか不自由というのにはある程度個人差はありますが、私はこんな風に考えます。
自由=仕事の進め方をあらかじめ自分が作れる
自分が作った仕事の流れ通りに事を進める。それにより、人からせっつかれるより人へ働きかける機会が多い。これが、(制約が多いであろう)私の職務でもある程度自由さを感じられていられる理由かと思います。人から「あれやって」「これやって」と催促されどおしよりも、自分が立てた計画通りに仕事が進捗していくことで、自分がその仕事の操縦桿を握っているような感じになります。
これは、タスク管理をやることでできるようになれたと私は実感しています。
頑張りすぎず、適切に仕事と向き合う
・・・ってどういうことでしょうか。おそらくどんな人にでも会社で働いているからには「こうであらねばならない」「こうであるべき」といった自分なりの模範があると思います。「べきねば」をいったん自分からはぎ取って、「こんな自分でもいいんだ」という経験をすると、「頑張りすぎない」が実践できます。すると、(過度にではない)適切に仕事と向き合うことができるようになるのではないでしょうか。
ここらへんは、私も修行中です。まだまだべきねばの亡霊にとりつかれています。ですので、滝川さんの体験談・ノウハウが役に立つかと思います。とはいえ、私もかなり昔に比べて頑張りすぎないことができるようになってきました。少なくとも、仕事を破綻させずに、毎日定時上がりはできるようになりました。これもタスク管理のおかげで。
「会社員」だけではない自分をつくっていきたい。
これこそ、私にとってタスク管理の恩恵の最たるものです。会社員ではない自分=タスク管理を広める活動をしている自分です。タスク管理のノウハウは、副業にもってこいではないかと思っております。が、そう考えなくても、タスク管理をやることで、副業をやる時間的・精神的余裕を生み出すことができます。そういった余裕のあるときに、改めて自分を振り返り、「自分は何がしたいのか」「自分が提供できる価値はなにか」といったことを考えられるのではないかと思います。
以上、思うことをツラツラと書いてきましたが、会社員として仕事をすることに疲弊していたり、毎日会社の仕事をすることはできても、「自分って何ができるんだろう?」と迷っている方と是非お話をしたく。
ということで、そんな方はぜひお越しくださいませ~!
【告知】明日開催!「仕事で余裕を生み出し、自分らしく働く舞台裏のはなし」
こちらのイベント、明日開催となりました。
引き続き参加者を募集しております。
いまどき会社員といえば、「リモートワーク」や「副業」という言葉がついて回ります。前者は会社の仕事に紐づくもの、後者は会社の仕事とは別のものである場合が多いですね。特に副業は「どうやって始めるのか」「そもそもどうやって『自分の副業』なるものを見つけるのか」という壁があります。
その壁を乗り越えるためには、何でもいいからとにかく小さく始めるのが大事だとよく言われます。このセミナーの共催者である滝川さんと私は、この「何でもいいから」には当たりません。滝川さんも私も、「仕事がうまくいかない→きちんとこなせるようになる」という経験をしています。その経験のベースとなった「タスク管理」に惚れこみ、「タスク管理」を伝えたいという気持ちが原動力となって副業へつながっていったという流れです。
以前、こんな記事を書きました。
私は今、仕事がうまく進められなくて悩んでいる方々にタスク管理を紹介し実践してもらうという活動をしています。協力者にも恵まれ、年々活動の幅を広げられています。
そんな活動を始めるきっかけは何だったか。
それは挫折です。
(中略)
不安の裏側には必ず願望があります。
不安が強ければ強いほど、強い願望があります。
身を持ち崩しかけるほど強い不安を溜め込み、(自分ごととしては)大きく炎上してしまいました。その後に残った燃え殻は願望として自分の中にくすぶり続け、タスク管理で復活する強力な原動力になったのだと考えています。
今挫折経験に打ちひしがれている方、過去の挫折を引きずっている方、そこにはきっとまだ願望があるはずだと思います。挫折した事実に向き合うのはつらいかもしれませんが、そこに埋もれている願望は、もしかしたらまだ(ポジティブな意味で)燃え上がる可能性があります。
挫折の燃え殻に埋もれている願望は、自身が心が震えるほどやりたいと思えるものにつながるかもしれません。
その燃え殻、うまく焚き付ければよく燃えます。
私は挫折経験で強く大きな不安をため込みました。不安自体は無いに越したことはありませんが、あるものはしょうがないですね。
この「不安」というものは、「願望」の裏返しと考えることができます。つまり、「何かをしたい」という原動力になります。もし、何らかの不安を持っていたら、まずその表裏一体である願望を認識し、自分なりの対抗策を考える。すると、それ自体が価値を持つコンテンツとなります。
だからといって大きく収益化できるとは限りませんが、少なくとも自身の生活をより充実させたものになるきっかけにはなるのではないかと思います。
この話、イベント内で話す予定は今のところありませんが、「自分のやりたいことを見つけて副業にする」という観点にもし興味を持っていただけたら、このイベントにご参加いただければと思います。