「業務改善」はGTDにとって手段に過ぎない
先々月に社内QCサークルで提案したGTD実践プロジェクト、今週に始動します!
QCサークルという性質上、会社の業務改善に繋がる取り組みである必要があります。
私は、業務効率化による残業時間の削減を改善内容として提案しました。
明確に改善内容が分かるには数字で分かるようにしなければいけないと思い、そうしたのですが、ちょっと違うなと思っています。
私がGTDに感謝しているのは、業務の効率化だけではなく、むしろそれによって得られた「水のように澄み切った心」です。
それを是非1人でも多くの人に体験してもらい、自分に自信を持って欲しいということが、このGTD実践プロジェクトの私の真の目的です。
それだと、改善されたかどうかが数値化出来ないので、しょうがなく提案しました。
QCサークルなので、その活動実績について、当然会社から評価があります。
その評価は、あくまで先に挙げた数値による改善がされたかどうかに依ります。
私としては、GTDの本質はそこにあるとは思っていないので、評価されなくても良いと思っています。GTDを実践してくれた人が「水のように澄み切った心」を体感してくれて、それによって気持ちが前向きになったり、自分固有のスキルを得て自信が得られたりすることが、私の願いです。
地に足の着いていないような、フワフワしたことを言っちゃっていますね。
業務時間を費やして行うQCサークル活動なので、あまりフワフワし過ぎると意味がないと自戒しつつ、もう少しこの話を突き詰めます。
経験上、小手先の業務効率化のテクニックを10会得するより、その根っこにある仕事に対する姿勢や心のあり方を見つめ直す方が良いと思っています。
GTDの目指す「水のように澄み切った心」は、すぐに数値化できるものでは無いかも知れませんが、自分が仕事をする上で、確実に良い効果をもたらすと信じています。
数字上の改善という結果にすぐに結びつかなくても、GTDを自分のものにして、会社という枠にとらわれず、それを拠り所にして自信を持ってくれたら、私の目論見は大成功となります。
今まで以上に私の日常業務はサッサと片付けて、この活動に注力できるようにしたいと思います。