本日開催!第9回&第10回「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」
本日開催!
また(×3)この日を迎えることができました。ご好評いただいている「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」を本日開催します。
「ご好評いただいております」なんて自分で書いてりゃ世話ないよとお思いでしょうが、個人の活動がこれだけコンスタントに続けられるのはなかなかないんじゃないかと。共催している、「ひらめきメモの中の人」でお馴染みのF太さんは個人レベルではないので、厳密にいうと個人の活動でもないのかもしれません。
それを、「楽しいほう」に変えてみない? 明日ちょっと運がよくなる、思考のメモ (大和出版)
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発達障害特性との向き合いかたに変化
私は発達障害(ADHD)の診断を受けました。それからは、何か失敗をやらかすたびに「自分はADHDだからこうなっちゃうのか……」と考えるときもありました。またあるときは「発達障害は何か特別な才能を持っているはずなので、自分にも何か強みがあるはずだ!」と無理矢理思い込もうとしたこともありました。発達障害特性があるから良いとか悪いとか、必要以上に意識していたように思います。
発達障害と一言にいっても自閉症スペクトラム障害(旧:自閉症、アスペルガー症候群)、ADHD、LD(学習障害)と、多様な障害名称があります。しかも、それぞれ別個独立したものではなく、一人の人間がADHDのある部分の特性と、自閉症スペクトラム障害のある部分の特性を併せ持つ、といったようなことも往々にしてあります。つまり「発達障害」と言っても風邪などのように「この症状が出ている人」という定義ができないのです。
その境界の曖昧さは、(発達)障害者と健常者の間にも言えるのではないかと私は考えています。多分、私はADHDの特性はそんなに顕著ではない方なのだと思います。境界線周辺のいわゆる「グレイゾーン」に立っているのでしょう。
今、仕事場で苦労している方は、このグレイゾーンにいる方がほとんどではないかと思います。少なくとも毎日仕事場に行くことができて、なんとか仕事は続けていられている、あるいは仕事を一定期間続けることができていた方であれば、私とほぼ同じではないかと__あくまで私見ですが__思います。
そのような方々が、ストレスフリーに仕事ができるようになるには、あとちょっとの一押しで良いのではないかというのが、私の経験による考えです。その「あとちょっとの一押し」が、私にとってはタスク管理メソッドGTDにのっとった仕事のやり方(仕事術)でした。
タスク管理をやり始めた効果は、私にはてきめんでした。自分の特性はそのままに、やり方を工夫すれば仕事場で他の人と渡り合えるのが分かり、発達障害特性どうこうという考えはもう思い浮かばなくなりました。より多くの人に同じ経験をして欲しいと思っています。
参加いただく方々へ
ありがたいことに、毎回コンスタントに40席前後の定員が早々に満席になります。それはひとえに勇気を出してイベントにご参加いただく方々のお陰です。感謝御礼申し上げます。その勇気に全力でお応えする所存です。
会場はEXP立川さん
会場は、立川にある障害者就労移行支援事業所のEXP立川さんというところです。
こちらを会場としてお借りして開催します。
先々月から月に1回、私は講師というか喋り手として時間をいただいてお話をしております。人生いかにしくじってきたか、そしてタスク管理でどう克服したかを自分の発達障害の話も絡めながら、お話ししています。
その際は、かなり赤裸々に生々しく話しました。そこまでではありませんが、このイベントでも私をご理解いただくための話をします。
そして、その特徴をそのままにどうやってタスク管理で乗り越えていったかを、実際に私が使っているツールをプロジェクターで映したり、ワークをしながらご説明します。
少しでも、聞いていただく方の糧になるよう、そして自分自身も楽しみつつ進めていきたいと思います。
それでは、参加予定の皆様は会場でお会いしましょう。
そうでない方は、またいずれ。