ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

発達障害×就労支援×タスク管理はブルーオーシャン

最近、ツイッターで眺めている限り、発達障害を取り上げて、理解を深めよう、啓蒙しようとする方(アカウント)が増えてきている気がします。

 

先日も、このようなツイートを見て、同志がいるような嬉しさを覚えました。

 

それこそ、障害者就労移行支援事業所を運営している会社(株式会社やNPO法人社会福祉法人も含みます)と協力すれば、実現のハードルはかなり低いです。現に、私は社会福祉法人SHIPと協力して、EXP立川という障害者就労移行支援事業所で、講座を開いています。

 

同様の事業を行なっている大手の事業所では違うかもしれませんが、こちらの法人の方々は考え方が大変柔軟です。何の資格も無い、ただ「発達障害当事者だが独自の方法で特性との共存ができている」だけの人間に、講座を担当させてくれるのです(もちろん、誰でも良いというわけではなかったのでしょうが…)。

 

そんな斬新な(法人の理事の方曰く「斬新過ぎる」)事業所なだけに、既存の概念にとらわれないプログラムができているなと、素人ながら実感しています。

 

思うんですが、良しにつけ悪しにつけ、一昔前は割と健常者と障害者の線引きがハッキリしていたように思います。今ホットな「発達障害グレーゾーン」と言われている層は、一昔前は「ちょっと変な健常者」でした。自然と周りのサポートを受けながら、働くことができていました(例外はあるかと思いますが)。

 

ところが、今は発達障害という言葉がかなり知られてきて、かえってグレーゾーンの就労の壁になっているのではないかと感じます。一昔前なら「オマエ変わってるなー」「そうすかー」で済んでいたのが、今では、自他共に障害者=働けない認定をしてしまっているのです。

 

特に、真面目に自分を見つめようとする人は、自分の至らない点を拡大解釈して「自分は発達障害ではないか」、発達障害の特徴を見ては「自分はきっとこれだ」と思って、「だから自分の将来は真っ暗だ」となってしまう。そんなことがそこら中で発生しているような気がします。

 

自分が発達障害の特性に当てはまるのを認識したとしても、すぐに「だから自分の可能性はない」と思うのはまだ早いと考えます。やりようがあるかもしれないのに。

 

そんな、社会生活が満足に送れない程度までではないものの、うまく仕事が進められないといった悩みを抱えている人へのサポートが、既存の就労移行支援事業には足りていないのではないかと考えています(そもそも、私が発達障害の診断を受けたときには就労移行支援という言葉さえ聞くことはありませんでした)。

 

そこで、「仕事がうまく進められない」という悩みをサポートする、既存の概念にとらわれないプログラムが必要となります。

 

私も非常にアツいと思います。

 

inkyodanshi21.com

自分が大好きだと思える既存の市場の掛け合わせだっていい。大切なことは、自分だけが熱狂できるブルーオーシャンをつくり出すことです。

 

発達障害×就労移行支援×タスク管理

 

この掛け合わせは私の中で最高にホットでクールなものです。タスクペディアの開発と公開も、この一環です。

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もし、共感いただける方がいれば、いつか一緒に何かをしましょう。私からいくかもしれません。そのときはよろしくお願いします。