こんなことをお話しします!5/19開催「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」
昨日、こんな記事を書きました。
昨日の記事に引き続き、今週末(5/19)に開催する「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」について書きます。
イベントでは、「大人の発達障害」の当事者で、仕事をこなすことに限界を感じていた私が、その仕事がうまくいかなかった状況を、仕事のやり方で打破したという話をいたします。
発達障害は概念が広く、特性も人によってさまざまなので、「小鳥遊さんの特性って?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
また、どうやって打破したのか興味を持っていただいても、ある程度イメージがつかないとお思いかもしれません。
そこをご説明したいと思います。
どんな特性を持っているの?
以下の画像にあるような特性を持っています。
一言でいうと「仕事の要領がよくない人」です。一昔前であれば「変わり者社員」で済んでいたと思います。しかし今は、その要領の良くなさとそこから発生するミス等が厳しく見られ、低評価を受けたり、人間関係が悪化する結果につながりかねません。
事実、周囲には迷惑をかけていました。それを助け合ってこその会社組織という考え方は正しいのですが、実際はなかなか……。
加えて、周囲はそんなに気にしなかったとしても本人が責任を重く感じすぎて、勝手に「自分は周囲に迷惑をかけてばかりのダメなやつだ…」と自滅してしまいました。
それらをどうやって打破したの?
そもそも上に挙げた特性は治るものではありません。よく「特徴」「個性」といわれたりする、先天的でずっと持ち続けるものです。風邪のように治る見込みはないので、諦めて一生付き合っていく必要があります。
そこで、「やり方」で自分の特性をカバーするしかないということになります。
①仕事が遅い
仕事が遅いのは「無駄な時間が多い」のが原因です。無駄な時間というと「物探し」「次何やるの?」だと考えています。私は、仕事に関する情報をなるべく散在させず、タスク管理支援ツールに一元化しています。また、すべての仕事に「つぎにやるべき作業」を併記するようにしているので、「次何やるの?」と考え込む時間はとても少ないです。
②先送りしてしまう
これから取り組む仕事をできるだけ「これなら一手間でやれる」と思うくらいまで小さい作業に分けることで、着手するハードルを下げることでカバーできます。
③忘れる
情報を一元管理しているので、そもそも覚える必要がないようにしています。
④自分のせいにする
「仕事のボール持ち」という話は、仕事をしていれば1回は聞いたことがあると思います。ボールが自分のところにあるか、他人が持っているかをツールに表示させることで、「この仕事は自分はボールを持っていない!」と考えられるようにしています。
⑤詰めが甘い
最後の一手二手をすることなく終わらせてしまうのが「詰めが甘い」という状態だと思います。あらかじめ最後までの手順を書き出しておくと、その心配はかなり減ります。
⑥集中し過ぎる
これについては、長所でもあるんですよね。強いていえば、1つの作業に没頭し過ぎて他の仕事のことをすっ飛ばしてしまわないように、自分が抱えている仕事を一覧できるような画面表示にしていることが、よい影響を与えているかと思います。
それって自分でもできるの?
できる!と私は思います。やり方さえ理解すれば、上記のことは誰でも実践できます。この方法は、とても効果のある仕事術として世界的に有名な「ゲッティング・シングス・ダン(Getting Things Done)」というものをベースにしています。世界的に広まっているということは、再現性が高いということです。
最後に
この記事の内容を含めて、私が「仕事のやり方」で復活できた経緯と仕組みをお話しします。さらに共同開催者のF太さんから、なぜそれが良いのかを説明してもらいます。以下はその一部です。
- やるべきことを書き出すと良い理由
- なぜ段取り(手順)へ書き下すのか
- 同じ手順を繰り返すメリット
- 仕事のボール持ちを意識する効果
- 締切を入れる意味
……などなど。
もし興味おありでしたら、よろしければ参加申し込みをいただければと思います。
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