ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

タスク管理ではスーパーマンに変身できない。

とても共感した記事を。

 

以下、引用は倉下さんの記事より。

 

タスク管理をやったからといって、「やりたいこと」や「やるべきこと」のすべてが達成できるわけではない。そもそも、そんな方法などありはしないのだ。だって、人間は超人ではないのだから。

 

仕事が増えれば、達成できないものも出てくる。当たり前のことなんですが、自分の中で「全部やらなければ!全部完了させなければ!」という考えが比較的強かったです。

 

是か非か、白か黒かで判断しがちな私にとって、タスクが発生したら「放置して自然消滅」はまずあり得ないものでした。少なくとも、発生したタスクを自分の意思で放置して、そのまま手をつけずにいるのは無理でした。どうしても手を付けて進めてしまっていました。

 

しかし、実際問題タスクが多くなってくるとそうはいかなくなってくるわけです。全部やろうとすると無理が生じてくる。

 

素早くしかも全部完了できる自分になろうとするのを、いつの時点かで諦めなければいけないのです。

 

ちょっとは思ったようにいくかもしれないな、という淡い期待くらいでいい。その期待と、情報の整理による混乱の沈静化だけでも、タスク管理を行う価値はある。

 

私は、業務効率化による仕事の速さというよりは私さ、情報の整理による混乱の沈静化のメリットの方が大きく感じています。「タスクが全部終わる!」ではなく「全部のタスクの現状を把握して集約できている!」という点で恩恵を受けていると思っています。

 

元はといえば、自分の至らないところをサポートする何かが欲しくて作ったエクセルから始まってタスク管理に出会ったのでした。

 

タスク管理はスーパーマンになりたい人のための仕事術というよりは、普通の人が余裕を持って生きていくための仕事術だと思わないと、私の場合はとんでもない思い上がりをしてしまいそうです。そんな自戒もしつつ、倉下さんの記事を読ませていただきました。

 

 

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