ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

先送りは、計画的に。

明日できることは今日やるな」とはよく聞きます。たしか「マニャーナの法則」っていいますね。これって、どう思いますか。私は条件付きで良しとしたいと考えています。

 

私と同じような要領よくないフレンズは、

 

「これ、明日やってもいいかな」

 

(翌日......)

 

「昨日やっておけばよかった~!」

 

という経験が少なからずあるんじゃないかと。これじゃ単なる先送りですね。だったら、マニャーナはよろしくないじゃないか!?と思いますよね(マニャーナの法則に関する本を読んだわけではないので少々理解が浅いかもしません!)。 

 

私は、「本当にその仕事、今日やらなくていいのか?」の判定ができるかどうかが分かれ道だと思っています。この判定ができなければ、マニャーナしてはいけない、と言いますか。

 

では、どうやったら今日やらなくてもいいかどうかが分かるのか。 それは、まずはその仕事について完了までの見通しがつくかどうかが分かっているのが前提だと思います。その仕事が終わらせられる計画が立てられているか、です。

 

例えば、今週中に仕上げるべきウェブメディア原稿の執筆という仕事があったとします。いったん編集さんに見せてオッケーをもらう必要があるとすると、今日が月曜日だとして、原稿執筆の仕事はこんな感じにしたいな、と思ったとします。

 

  1. 月曜日 原稿執筆
  2. 火曜日 原稿執筆
  3. 水曜日 原稿執筆
  4. 木曜日 原稿執筆して編集さんに送る
  5. 金曜日 編集さんからアカ入れ原稿を受け取る
  6. 土曜日 原稿修正して完成版を編集さんに送る

 

木曜日いっぱいまで原稿執筆に充てられるわけですね。「今日(月曜日)原稿執筆を進めなくても、明日(火曜日)頑張れば良いか!」とできるわけです。

 

ところが、編集さんからこんなことを言われるとどうでしょうか。

 

「小鳥遊さん、実はメディアの方でも原稿をチェックすることになりました。水曜日までに原稿を完成させて私からメディアに提出しなければいけないんです」

 

こうなると様相は一変しますね。

 

  1. 月曜日 原稿執筆して編集さんに送る
  2. 火曜日 編集さんからアカ入れ原稿を受け取る
  3. 水曜日 原稿修正して完成版を編集さんに送る(そして編集さんからメディアへ)

 

なんと今日(月曜日)原稿を仕上げないとアウトになってしまうのです。やれ恐ろしや。

 

こんな感じで、仕事は細かい単位に分けて、それらがいつまでに終わっていないといけないかを把握しておかないと、ある日のちょっとした判断で簡単に仕事が吹っ飛んでしまうのです。怖いですね。

 

「怖いから、全部できるだけ進めますッ!」と意気込むのもアリですが、それの行き着く先は頑張りすぎて電池切れであることが多く、私個人的にはあまりお勧めではありません。無理せず長期安定でいきたいものですよね。

 

先送りは計画的に」です。

 

なんて偉そうに言っている私ですが、つい最近ウェブメディアの原稿の締切を一週間飛ばしてしまいました。はい、気を付けます。すみません。