ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

7/20(土)開催!第31回「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」

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イベントの告知をいたしました。

 

7/20(日)渋谷の金属労働会館14:30から「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」を行います。

 

参加お申し込みはこちらから↓

passmarket.yahoo.co.jp

 

2016年9月から定期的に開催し続け、今回で31回。イベントの性質上、リピーターがほぼいない中、毎回たくさんの方々に参加いただいていることに感謝いたします!

 

31回に至る軌跡はこちら!

fta7.net

 

このイベントの趣旨は、こちらです。

 

自分のような、不器用で要領のあまり良くない、とりわけADHD注意欠陥障害のような特徴を持っている人に向けて、タスク管理の手法を紹介したい!

 

そして、次のような方々にお越しいただきたいと思っています。

 

  • 仕事をつい先送りして、地雷化させてしまう
  • どうやったらいいか分からない仕事を前に、ウンウン唸って時間だけ過ぎていってしまう
  • 抜け漏れ忘れがしょっちゅうある
  • 些細なミスも重大に受け取ってしまったり、他人のミスを自分がこうすれば良かったんだと自分のせいにしようとする
  • 1つの仕事に集中できず、結果どの仕事もなかなか完結できない
  • 机の上やパソコンのデスクトップがどうしても整理できない
  • 現在、休職中、あるいは転職検討中で、次の仕事に不安を感じている
  • 上記の悩みを持つ方のご家族、上司、部下 

 

以上は、1回目から変わらない告知文の内容です。

 

先日、大学で仕事のやり方(=タスク管理)を説明する講座を行いました。 

hochebirne.hatenablog.com

 

このイベントでご案内するタスク管理エクセルツールをより使いやすくしたクラウドサービス「タスクペディア」を普及させる「チーム・タスクペディア」で行ったのですが、講座終了後の学生からの「もっと早い段階で行い、実用性を早く学生に伝えて欲しい」という嬉しい声をいただきました。

タスクペディア 公式 / 社会福祉法人SHIP

 

一方で、タスク管理は仕事で実績を出しているビジネスマンにも非常に有用なフレームワークでもあります。

 

そして、私のような、仕事がうまくいかなくて行き詰まったタイプにとっても、非常に助かるものでした。

 

つまり、どのような層の方々にも広く役に立つのがタスク管理だといえます。

 

その人の持つ資質や能力関係なく胸襟を開いているのがタスク管理ですが、逆に、その人の能力をアップさせるものでもありません。タスク管理を実践したからといって1日に1,000件のメールに返信できるようになることはなく、日報を5秒で作って上司に送るようにはなれません。

 

むしろ、タスク管理は以下のような役割を果たしてくれます。

タスク管理をすることで、何かができるようになったとしたら、それはもともとできることが、できるようになっただけです。

scrapbox.io

 

このブログのこの記事を読んで、イベントに興味が湧いた方の中のうち、「自分はもっとやれるはずなのに。」「自分の能力をもっと発揮できたら…」と考えている方は多いと思います。発達障害の診断を受けるも、特に自分は何も診断前後で変わったわけではなく、「それでも、仕事で頑張りたい」と思って壁にぶちあたっていた10年ちょっと前の自分のように。

 

毎日仕事場には行ける。けれども、要領よく仕事ができず、辛くて心が折れ(かかっ)ている。自分はまだやれるはず。自分の可能性を信じたい。

 

そんな方には特に、お越しいただきたいです。そうでない方でも、上に挙げた「次のような方々にお越しいただきたい」に当てはまるなら、是非!

 

仕事の抜け漏れが多かったり、段取りをつけるのが苦手だったり、マルチタスクを目の前にすると頭が真っ白になったりといった悩みを解消する具体的な方法を私の経験談と共にお伝えしたいと思います。

 

さらに、私の経験談じぶんマネジメントの方法を、どのような視点で切り取って理解すればいいのかを、ツイッター35万フォロワー「ひらめきメモ」の中の人のF太さんに解説していただきます。

twitter.com

興味をお持ちいただけた方は、是非お申し込みくださいませ!

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タスク管理でなんとかしてはじめて通常営業。

日頃「タスク管理でがっつり仕事やれてますー!」的な内容を書き続けておりますが、割としくじりもあります。

 

ちょっとしたほころびから、一気にうまくいかなくなる。

 

そんなことってありませんか。

 

「それ」は、とても小さな出来事や兆候かもしれません。話している相手の眉がピクッと動いたこととか、「だから」という言葉の抑揚がちょっとばかり強かったりとか、そんなところからうまくいかなくなるものです。

 

何がうまくいかなくなるかと言うと、仕事ですね。

 

先日、ちょっとした打ち合わせで言い過ぎてしまいまして、それがずっと心の中に残っています。

 

もともと自分は自己関連付けの傾向が強いので、少しでも相手に迷惑をかけたんじゃないか、手間をとらせてしまったんじゃないかと思うだけで心拍が異様に速くなり、息が上がってしまいます。

www.lifehacker.jp

自己関連づけは、あらゆる否定的な出来事、よくない出来事を全て自分のせいだとしてしまう心のゆがみ。合理的な原因や理由がないのに、「私が悪い」となってしまうということ。

 

その状態になると、私は無双モードに入ります。つまり、やることなすことあべこべになり、うまくいくこともうまくいかなくしてしまうのです(これも、もしかしたら傍から見たらあべこべでも何ともない行動かもしれません。その判断がつかないほど動揺して思考能力が低下してしまうのです)。

 

例えば相手を傷つけるようなことを思いもよらず言ってしまった、相手に迷惑をかけるようなことを言ってしまったと感じたときには、その相手とちゃんとしゃべることすら難しくなります。

 

後ろめたさから「もうひどいことはこの人には言えない!」と思うあまり、逆にトンチンカンなことを言ってしまう、記憶が抜け落ちてしまう、段取りがめちゃくちゃになる、というのが通常パターンです。

 

幸い、GTDのおかげで次にとるべき具体的な行動をタスクごとに明確にしているせいか、思考能力が極端に低下していてもかろうじて仕事の作業はできています。ありがたい。本当にありがたい。

 

おそらく、きっと、ほぼ9割がた、先日の私の「言い過ぎた」は取り越し苦労なんですけど、周囲にもそう言ってもらっているんですけど、一度起きた感情はなかなか元に戻せないものです。

 

これもまた、発達障害特性と同じく、自分の特徴であります。性格と言ったほうがよりしっくりきますね。この性格は一生付き合っていく必要があるものです。

 

そこで、せめて仕事をするときは、感情の上がり下がり関係無く安定して実績(=タスクを完了させていくこと)を積み上げていきたいと思っています。

 

この性格は障害ではありませんが、仕事場で安定してやっていくためには、性格を変えるか、変えないでも仕事がこなせるようになる必要があります。性格を変えるのは難しいので、せめて思考力が低くても仕事が進められるような仕組みとして「タスク管理」でなんとかやっているという感じです。

 

「タスク管理、こうすればうまくいく!」とか「定時上がりだヒャッハー!」とか講座やイベントなどで言っていると、ふと「タスク管理でなんとかしてはじめて通常営業の自分」を忘れてしまったりします。

 

時々、こうして自分を振り返ることは大事なのかもしれないので、タスク管理ツールのメンテナンスよりも広い意味での定期的な自分の振り返り(レビュー)が必要かもしれません。

 

 

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タスク管理ツールは「そろばん」になるのか。

先日、未来のタスク管理やタスク管理ツールはどうなっているのかというテーマで考えました。

 

未来のタスク管理ツールは二極化

私は個人的に、二極化すると思っています。

  • タスクを把握するところに始まり「望むべき結果」と「達成までの手順」までワンストップで自動的に登録され、今自分がやるべき最適な行動が「これをやりなさい」と表示される。
  • 今のまま。あるいは、今のツールよりももっと手のかかる形。

 

より手のかからない方向への進化

今はなるべく便利な方にシフトしていっています。入力する手数が少ないように、記入する欄を分けて書きやすいように、です。

 

AIが幅を効かせるようになると、ほとんど何もしなくてもタスク管理ができるようになっていく、少なくともその技術は開発されるんじゃないかと思いますね。

 

ただ、それだと、自分の中にあるモヤモヤとした目的を明確に言語化して、そこまでのプロセスを明らかにするという作業を人間はしなくなります。

 

これがどう評価されるか。今現在の自分の感覚からすると、人間の持つ「成し遂げる力」が失われてしまうのではないかと考えます。人間は考える葦であるとは言ったものですが、極端な話「考える」ことを削がれていってしまうのではないか、と危惧しています。

 

ツールは進化するかもしれませんが、もしかしたら人間は退化してしまうのかもしれません。

 

より手のかかる方向への進化

そこで、人間のアイデンティティである考える力を鍛えて保持するために、あえて「考えさせる余白をデザイン」されたツールというのもありかなと思います。

 

その最たるものは、真っ白な手帳Evernoteのような、何もシステムが構築されていないものでしょう。自由度100%のツールです。

 

バレットジャーナル各種タスク管理に関するツールなどで、書き方や入力に関するフローは決まっているが、それでも自由度はある程度担保されているものも、ギリギリこちらのカテゴリに入るかと思います。

 

と、ここまで考えて、ふと「そろばん」の辿った道に考えが至りました。

 

そろばんは、もうほとんど使われていない

おそらく40年くらい前なら「そろばんやっておけば将来食いっぱぐれない」とまで言われるようなものだったと記憶しています。しかし、今そろばんを使って計算している人は皆無に等しいです。

 

おそらくその過程で、「計算機の方が速いけど、そろばんで頭使って計算しないと考える力がなくなっていくのではないか」と言う人がいたはずです。

 

デジャブ!

 

タスク管理ツールはそろばんと同じ道を辿るのか

では、計算タスク管理を同様に考えて、現在通用しているタスク管理に関するツールはいずれ使われなくなるのかと改めて考えました。

 

おそらく、今の我々では想像もつかないような新しいモノが生まれ、予想外のコトが起こるので、今のままではないだろうと思います。その意味では、そろばん同様の道を辿る可能性は低くないと思います。

 

最後に

ただ、だからといって今やるべきことを30〜40年も先のAIに託すほど先送りする余裕はないので、今置かれた状況で、今取り得る最適な方法で「やるべきこと」と対峙していく必要があるのは変わりありません。

 

大事なのは、「そろばん」に固執しないでおく心の余裕を持つこと、もっというと「想像もつかない、そろばんの無い世界」に好奇心を持ち続けることなのかもしれないなと思いました。

 

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伝えること、伝えられることの大事さを学んだ、都内某私立大学での講演

こちらの講演が無事終わりました。

 

一緒にやったチーム・タスクペディアの方々もこのような感想を書いています。

 

この機会を与えていただいた、都内某私立大学の教授と、当日参加いただいた学生さんたちに厚く感謝御礼申し上げます。

  

学生さんを相手に話すということ

企画準備段階では、私が今までイベントや就労移行支援事業所で話してきたようにはいかないな、という難しさを感じていました。

 

今までは、社会人経験のある方、それなりに紆余曲折の経験のある方が、今までの私の話す対象でした。そこでは、挫折からの復活という構図がすんなりと共感をもって受け入れられます。

 

しかし、学生さん相手に仕事上の失敗あるあるを話しても分からないことが多いのです。中にはインターンの経験がある方もいるかと思いますが、多くは「そうそう!私も!」と共感をもって聞くのは難しいものだと思います。

 

学生さんには学生さんなりの悩みがあり、それと私が普段話している生きづらさの事例とは違うものであることが多いということは、話す方としては強く意識したいところでした。

 

共感を得るためには

そこで私たちが採った方法は、まずは学生の皆さんの抱える「先送り・マルチタスクで困った経験」などをあらかじめアンケートして、事例を知っておくというものでした。常日頃、学生と触れ合っている担当教授のアドバイスによるもので、これには助けられました。

 

実際、そのアンケート回答に「あるある」と私たちの方から共感でき、その共感をベースとしてタスク管理で対策をするにはどうしたら良いかを話すことができました。

 

私は「(我々の)タスク管理の話をより共感を得るように話すにはどうしたら良いか」とうんうん唸ってました。しかし、何のことはない、まずはこちらから相手に共感して一緒に考えていく姿勢が大切なのだなと思いました。

 

ただ当日やってきて終わりではなく、準備段階からすでにコミュニケーションは開始しているとも言えますか。

 

特に悩んでいること、問題意識を持っていることを「分かる……分かるよ!」と共有することは、いざ当日話す段になって、話す側と聞く側の壁を取り払ってくれた気がしました。

 

 

学生さんたちの意欲・意識の高さ!

当日は、先に挙げた加藤さん、りんださんのツイート同様、私も学生さんたちの意欲・意識の高さに脱帽しました。

 

聞くところによると、私たちが学生さんたちにどうやったら伝わるか考えている一方、学生さんたちは「どうすれば講師が気持ちよく講座ができるか」と考えて準備をして当日を迎えたそうです。自分の学生生活を振り返ってそんな誠意ある対応ができていたかと考えると、とてもじゃないですができていなかったと思います。

 

また、講演が当初の予定よりも長丁場になったにも関わらず、皆さん非常に真摯・真面目に取り組んでくれました。今回の学生さんたちの「講師が気持ちよく講座ができる工夫」として私が一番感じたのは、とにかく集中して聴いてくれて、リアクションをしてくれて、ワークも積極的に取り組んでくれたことです。これほど講師冥利に尽きることはありません。

 

そのおかげか、「もっとこの話はしておきたい」という内容がどんどん講師側から出てきて、想定した時間を超えてしまいました……。用があって途中で退出された学生さんには、申し訳ないなと思っています。

 

追加質問・要望に対して

こちらの記事、当日参加された学生さんたちが読んでくれるとのことで、せっかくですので事後いただいた追加質問や要望にお答えしたいと思います。

 

今後タスクペディアをアプリ化する予定はありますか

アプリ化したいと思っています。チームメンバーが一からアプリ化の技術を習得して開発しようとしていますのですぐにではありませんが、気長にお待ちいただければと思います。

 

1つの目標に向かってやるべきことが分からないときはどうすれば良いのでしょうか。

まずは次に取るべき具体的な行動(ネクストアクション)を、「ええっ?こんな小さく?」と思うくらいのスモールステップを踏んでみると良いと思います。

目標から逆算してアクションを決めていくのも手ですが、目標を見据えつつ今できることを積み重ねていくのもありです。

 

タスクペディアの機能でサブタスクの並べ替え機能があるともっと便利になると思いました。

すでにあります!スマホなら、サブタスク左端の横線三本のアイコンを押しながら上下に動かしてください。パソコンなら同じアイコンを左クリックしながら上下に動かしてください。

 

ワークショップをもっと早い段階で行い、実用性を早く学生に伝えるのも良い手段なのではないかと思いました。

ありがとうございます!私もそう思います!大学関係者の方!誰かー!

 

実践する時間がもう少しあったらいいなと思いました。講義で使い方をマスターできれば、その日から使えるようになり、効果的だと思いました。

ああ……喋りすぎた私の責任でございます……。また機会があればそのようにしたいと思います…。

 

最後に

タスク管理は、その言葉の響きから敬遠されがちだと私は感じています。そこから生じる温度差やギャップをどう埋めるかが、今回のような場では特に必要かなと思います。

 

「タスク管理」という言葉は使いつつも相手に自分ごととして感じてもらえるような「伝え方」と、相手の考えていることや言うことにじっくり耳を傾けてより相手から内容を引き出す「伝えられ方」の大事さを強く感じました。 

 

それにしても、当日参加してくれた学生さんたち、本当にいい意味で若者らしくて、それに触れられただけでも(その他の配慮や工夫ももちろん!)講演をして良かったと思いました。

 

 

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タスク入力の面倒さはどうしたら良いか

チーム・タスクペディアのコミュニティマネージャーであるりんださんは、りんだラジオというYouTubeチャンネルで情報発信されています。

m.youtube.com

 

りんだラジオのコンテンツとして「タスクペディアの始め方」という番組があります。

 

4回目は、同じくチーム・タスクペディアのひばちさんをお迎えして、「タスク入力の面倒さはどう乗り越えたら良いですか?」というテーマでお送りしました。

 

まず、ひばちさんのパワーワード面倒くさいは変えられる」が炸裂しました。

 

そこから、タスク管理のツールへの入力の面倒くささを乗り越える4つの工夫をご紹介いただきました。

 

  1. もっと面倒なことを避けるために、面倒なことをやる
  2. 環境を楽な方法に変える
  3. 時間を変える
  4. オペラント条件づけ

 

1.については、このような考え方です。

  • 掃除は面倒
  • でも、掃除しなかったらほこりがたまったり害虫が発生したりして、もっと面倒なことになる
  • だから比較的面倒じゃない掃除をする

 

2.については、ひばちさんご自身の「タスク管理ツールをパソコンで開くのではなく、寝転がりながらiPhoneで更新する」という経験の話がありました。

 

3.は、私自身の話ですが、「午後や夜は頭が疲れていることが多いので、ブログやウェブメディアへの寄稿の原稿執筆は朝にやる」というのが説明になるかと思います。

 

4.の「オペラント条件づけ」について、まずはこの言葉の解説を引用します。

human-relation.net

ネズミが電気を消すと、溝から餌が出てくるという仕組みになっている。

ここでは、”電気をつける”行為がオペラント反応であり、この場合、”電気をつける”ことに、”餌を与える”という”報酬刺激”を付随させることで、”電気をつける”というオペラント行動を”強化”している。

つまり、電気をつけるという行動を繰り返し行うようになるということだ。

 

この説明を聞いて私が思い当たったのが、こちらです。

hochebirne.hatenablog.com

私のタスク管理ツールでは、1タスクを完了させるごとに「シュッ」と一行消えます。この「一行シュッ」がもはや快感以外の何物でもなくなります。

タスクを終わらせるという達成感を味わうためにツールを更新するようになっています。

 

ツールへの入力の面倒くささを乗り越えるための4つの工夫に共通する考え方は、原因は自分ではなく外部にあり、外部環境ややり方を変えれば乗り越えられるというものです。タスク管理が継続できないと自分を否定しがちなんですが、そうではありません。自分を責める必要は無いということは、声を大ダブル野菜マシマシにしてお伝えしたいです。

 

 

原因が自分ではなく外部にあるという考え方は「問題の外在化」といいます。 

cybozushiki.cybozu.co.jp

このように、問題行動をひとつの属人化できない現象として捉えることを、「問題の外在化」と呼んでいます。

そうすると、問題行動に対する解釈が変わってくるんです。問題行動や症状は、取りのぞくべき無意味な邪魔者ではない。何かほかのところに困りごとがあると知らせてくれる、意味のあるシグナルだと受け止められます。

 この考え方はとてもいいと思います。是非これをもとにして、4つの工夫をしていただければ、そして自分もしていきたいと考えています。

 

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「とりあえず、全員まとめて抱きしめてあげたいですね」。本日、都内某大学で講演!

本日、都内某私立大学にて講演を行います。

 

チーム・タスクペディアとしての活動の第2弾です。第1弾は5月12日に西早稲田のNeccoカフェで開催したこちらのイベントでした。 

hochebirne.hatenablog.com

 

今回(第2弾)については、以前こちらの記事に書きました。 

hochebirne.hatenablog.com

 

参加いただく学生さんがたには、事前アンケートをとりました。

  • 今までの自分の生活(学業・アルバイト・プライベート問わず)の中で「先送りしてしまった」経験をいくつか教えてください。
  • 今までの自分の生活(学業・アルバイト・プライベート問わず)の中で「やることが多くて何もできなくなった」経験をいくつか教えてください。
  • いま「就職活動について」不安なこと、知りたいことを教えてください。
  • いま「将来の働き方について」不安なこと、知りたいことを教えてください。

 

アンケート結果を読んだチームメンバーから、

 

とりあえず、全員まとめて抱きしめてあげたいですね。

 

という感想が漏れました。最近の大学生はとても優秀だなと思うのと、ああ自分たちと同じだなという思いがミックスされて、とても優しい気持ちになりました。まぁそうですよね、、、年齢も私の半分とかですしね。。。

 

この記事を書いているのは昨日(6/6)の深夜です。スライドの最終調整を終えてチームに共有して、ひとまずやれることはやり切った!という気持ちです。

 

実は疲れてクッタクタなはずなんです。それなのに、深夜まで講演の準備をし、そればかりかブログまで書いているという......。ADHD(注意欠陥・多動性障害)の多動特性が出てしまっているんでしょうかね。私は不注意優勢型なはずなんですが。

 

いずれにしても、自分が精神科の医者にかかっていたら、怒られていることでしょう。悪い癖です。

 

ちなみに、なぜ疲れているのかというと、こちら。

 

昨日(6/6)は、毎週行っている障害者就労移行支援事業所EXP立川での講座の日でして、「アドリブ不要のコミュニケーション術」と題して一日中喋っておりました。タスク管理の考え方とその習得を支援するツール「タスクペディア」を使って、会社内でのコミュニケーションを定型化させてやりやすくしようという趣旨のものです。

 

私が行う講座は、原則的に必ずEXP立川のスタッフさんが一緒にやってくれます。約2か月で決まったプログラムが一周します。

 

今回のプログラムは3月下旬にやったのと同じ......のはずなんですが、その間に利用者さんもタスク管理への理解が深まり、まったく同じように喋ればいいというわけにはいきません。それだと楽しくないのです。

 

当日打ち合わせて以前とは違う流れになることもしばしばですので、気が抜けない真剣勝負です。そんな風に一日中気を張り続けていたら、そりゃ疲れますよね。

 

ということで、そろそろ本格的に頭がボーッとしてきました。本日の大学での講演を楽しみに、そろそろ筆を置こうと思います。

 

 

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タスク管理で個人の能力が上がるわけではない。むしろ、上げなくてもいい。

このツイートにいたく共感しました。

 

タスク管理と能力は関係ない

タスク管理をしたとしても個人の能力が上がるわけではないというのはまさにそのとおりだと思います。そこが魅力の1つです。なぜ魅力なのかというと、「能力を上げる必要がない」からです。

 

「タスク管理をすると、個人の能力が上がります!」となると、能力が上がった実感がなければ不満が発生します。それだけならまだしも、「能力が上がらなければならない」と思い込み、例えば抜け漏れが発生した場合には、「タスク管理をやっていても抜け漏れが発生してしまった。そんな自分は情けない」と考えてしまうのではないかと思います。それではタスク管理をやる意味が無い、と私は思います。

 

タスク管理を実践することによるアウトプットの質と、自分の能力の高低とは、切り離されるべき無関係なものだと考えます。

 

タスク管理で重要なものの1つ「問題の外在化」

私がタスク管理から大いに恩恵に預かっていることとして、いい意味で「自分ごと化しない」ということがあります。言い換えると「問題の外在化」といいます。仕事上の失敗が発生したら、全部自分のせいにしてしまうという傾向が私にはありまして、そのせいで2度ほど会社での仕事が続けられなくなってしまっています。

 

その傾向は「自己関連付け」というものです。その説明はこちらです。

自己関連づけは、あらゆる否定的な出来事、よくない出来事を全て自分のせいだとしてしまう心のゆがみ。合理的な原因や理由がないのに、「私が悪い」となってしまうということ。 

www.lifehacker.jp

 

この自己関連付けから逃れるための手法として、タスク管理は大きく貢献しています。自分の努力や能力の不足が原因だと考えるのを抑えて、「いや、ここのやり方の方向性が違ったから、想定していた結果が出なかっただけ」と、過度に自分の中に原因を求めないでいられるようになりました。これが、「問題の外在化」です。

 

サイボウズのオウンドメディア「サイボウズ式」のこちらの記事で分かりやすく説明されています。

自分の起こした問題行動を、まるで自然現象を観察するように振り返ります。

 

雨が降ったときに、誰かを責めることはないですよね。同じように人間社会で起きる問題も、きわめて複雑な相互作用のなかで起こる「現象」だと考えるのです。

 

このように、問題行動をひとつの属人化できない現象として捉えることを、「問題の外在化」と呼んでいます。 

cybozushiki.cybozu.co.jp

この「問題の外在化」を強力にサポートしてくれるのが、タスク管理だと考えています。

 

最後に

冒頭のマロさんのツイートで見逃せないのが、ラストの一行です。

 

※どちらも使い方次第でむしろ余裕なくなる

 

タスク管理で余裕がなくなる使い方とはどういうことでしょうか。おそらく、いろんなツールに目移りしたり、自分なりのタスク管理システムの構築にはまって複雑化し過ぎてしまったり、ということではないかと思います。私は自分が考案したツール「タスクペディア」しか使っていないので推測の域を出ませんが、「策士、策に溺れる」みたいな状況に陥ることは避けた方が良いように思います。

 

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