「解放」のない「時短」だけの働き方改革は疲弊する。その両方を実現する、タスク管理。
働きかたというテーマは今人気だと思います。
ちょうどこの記事を書いている2019年6月、「私、定時で帰ります。」というドラマが放映されています。視聴率がどれくらいなのかは分かりませんが、「サービス残業」「定時上がり」といったワードは注目されているようですね。
先日、こんなツイートをしました。
定時上がりがデフォルトになり過ぎて、定時後まで仕事が延びることに対して、非日常のウキウキ感を楽しんでいる自分がいる。
— 小鳥遊@7/20イベント (@nasiken) 2019年6月11日
もしかしたら自分は意図的に仕事量を減らされているのかもしれないと思うくらいに、私はほぼ毎日定時で帰っています。退社時、いつも決まってエレベーターで顔を合わせる技術部門の方がいます。子供さんの保育園のお迎えをするのに急ぐ必要があるらしく、エレベーターの中で一言二言子育ての雑談をしては毎日ダッシュで駅に向かっています。
私とて、昨年秋に生まれた娘がおりまして、できるだけ早く帰ってあやしたり沐浴などをしたいのです。それを可能にしているのは、タスク管理だなと実感しています。私の育児と仕事の両立を支えてくれているのは、タスク管理です。
育児との両立をするのには、次のような「自分なりの働き方改革」が必要でした。
- できるだけ早く帰れる「時間短縮」
- 帰宅後は仕事に気を取られない「仕事からの解放感」
この2つ両方ともが大事だと思います。時間短縮だけでも、仕事からの解放感があっただけでも、自分にとっては育児と仕事との両立は難しいです。
「働き方改革」についての世間の認識は、「時間短縮」にのみ意識がいきがちな気がします。確かに「何時までに必ず終えること!以上!」と言って全員が時間内に終えられれば何の問題もなくなります。
しかし、現実は定時までに仕事が終わらない場合が多いですね。まずはそこでもタスク管理は威力を発揮します。無駄な時間を省くという圧倒的な時短効果をもたらしてくれます。
さらに大事なことがあります。働き方改革は、仕事のスピードを速めるだけでなく、仕事をしていない時間の快適さも重視しないといけないと思います。
そのためには、仕事の不安からの解放感を得られるよう意識するのがとても大事だと思います。その解放感が得られるのは、少なくとも次の要件が揃ったときだと考えています。
- 各タスクが締切までに終わる「完了の見通し」
- どこまでやったかが分かる「進捗の記録」
- 見通しと記録が一望できる「情報の可視化」
今ざっと挙げたこの3つができれば、仕事からの解放感が得られ、退社後の別の活動に心置きなく専念できるということになります。
そして、この3つを実現する具体的な方策としては、私は今のところタスク管理しか思い当たりません。逆にいうと、タスク管理を実践することが仕事と育児の両立を助け、生活の質を上げることにつながるということになります。
……それでも、育児については妻の多大な努力のおかげで助かっており、偉そうに「仕事と育児の両立」などとは言えないのですが。。。
働き方改革は、国や会社による残業規制や定時厳守ルールの設定に加えて、各自仕事のやり方を考え必要に応じて変えていくことも求められるのではないかと思います。さらに、国や会社による規制やルールの設定だけだと、もしかしたら苦しくなっていくだけなのではないかと思います。
くどいようですが、仕事のやり方を考えるきっかけとして、タスク管理は費用もかからず自分一人でできる恰好の「働き方改革」の方策ではないかと考えています。
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