優先順位付けの基本形は「先送り」からの「一位選び」
こんなツイートをしました。
「迷いがない人は行動力が異常なほと高い」
— 小鳥遊@7/20イベント (@nasiken) 2019年6月16日
「迷いをなくすことは他の選択肢を断ち切ること」
タスクを整理する、いわゆる「タスク管理」をするようになって、自分も行動力が高くなった気がしています。それは他の選択肢を断ち切れるようになったからかもしれない、と改めて思いました。 https://t.co/bv65luJre3
優先順位付けには2パターンある
優先順位付けには、次の2つのパターンがあると思っています。
- 一位を選ぶ
- 一位以外を選ばない
同じことのように思えるかもしれません。しかし、私にとっては別物です。
一位を選ぶというのは、数あるタスクの中から、一番やりたい(やらなければいけない)ものを決めることです。
コンビニでアイスを買うときに、アイスボックスにあるたくさんのアイスを眺めて、「これだ!」と思うものを手に取るのが、これに当たります。
一位以外を選ばないというのは、数あるタスクの中から「これは選ばないな」と思うものを決めることです。
数あるアイスの中から、「しろくまは昨日食べたから今日は遠慮しとこう」「チョコモナカジャンボは一昨日食べた」「ハーゲンダッツは高いからやめておこう」と、買わないアイスを決めていくのがこれに当たります。
どれだけアイス食べてるんだ!という話はさておき、優先順位付けはこの2つの組み合わせでやることが多いなと思います。
しかし、一般に優先順位を付けられない方は「一位を選べない」と悩んでいることが多い印象があります。
計画の本質は「先送り」
たくさんのアイス、もとい、タスクがあるときには、それら全てのタスクを完了しようと思ったら、ほぼ間違いなく「計画」を立てることと思います。
計画するというのは、実質は「今は手がつけられないことを、いつやると決めて先送りすること」です。そして、一位以外を選ばないと決めることも含まれます。
- 「これらは来週月曜日にやろう」
- 「残りのうちこれらは今週金曜日にやろう」
- 「じゃあこれとこれは今日やろう」
上の1.と2.が、「一位以外を選ばないと決める」ことです。そして3.ではじめて一位を決めています。
基本形は「先送り」からの「一位決め」
最初から一位を決めるのはしんどいのです。まずは先送りできるものをできるだけ先送ってから、残ったものの中から「やりたい」「やらなければいけない」という基準で一位を選ぶのが、自分が優先順位をつけている最も基本的なやり方です。
最後に
思うに、優先順位付けで悩む人のうち相当数は、いきなり一位選びから入っているのではないでしょうか。
先送りを言い換えれば計画となります。各タスクの完了までの計画を立てれば、目の前に置かれる「やる(べき)こと」はかなり絞られるはずです。
このように、優先順位付けを二段構えでやってみると、やりやすくなるかもしれません。
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