仕事が出来る人は段取り能力がある。その能力を身に付けるには。
こんな記事を読みました。
段取り能力の有無が仕事の出来る出来ないにつながるという話です。
ただ、私が見ていて「この人すげー仕事出来るなー」と感じる時、その誰もが例外なく持っている能力というものはありまして、その内一番重要、かつ意外と希少なのが
「段取り能力」
なのではないかという気がしています。
とても空気を読まない発言をすると、タスク管理をしていれば段取りを付けられるのはそう大して難しいことではありません。
しかし、記事内では「段取り能力を持っている人は100人のうち10人いるかいないかじゃないか」とのこと。おー、そうなんですね。
段取り能力を「ふわっとした目標を、実行可能なタスク群まで落とし込むことが出来る能力」と言い換えてその難しさを強調していますが、タスク管理"GTD"を繰り返し実践している身としては「それのどこが難しいのか」としか考えられませんでした。
そう考えながら読み進めていくと、どうしたら段取り能力が身に付くかについて、このように書いていました。
私の現在の結論は、「出来る人がどうやっているかを見ながら、ひたすら数をこなすしかない」です。
タスクの切り分けという作業に一番重要なのは「慣れ」です。
なるほど、たしかにそうかもしれません。タスク管理を始めて、大小含めておそらく今まで6,000前後のタスクを扱っているから慣れているのかもしれません。
ただ、タスク管理を知るまでもなく段取り能力を持つ人もいるんじゃないかと思います。会社でタスクペディアを使ってもらっている営業部門で、その旗振りをしてくれている営業事務の女性です。
彼女には、入力の方法を1,2回くらいしか教えていないのですが、きちんと入力できています。タスクも、サブタスク(段取り)も適切に設定できています。
試しに、営業さんにタスクペディアの操作方法を教えたときに、彼女から営業さんに説明してもらいました。
そういったのを見ているので、慣れだけではないと思っています。
ただ同時に、タスクペディアがタスク管理による段取りをある程度容易にしているからではないかとも思っています。
ここで整理するとですね、
- 段取り能力ある人は仕事が出来る人
- タスクペディアは段取り能力をアシストする
- タスクペディアを使うことで仕事が出来る人になる
といった三段論法になりますまいか。仕事が出来る人の定義にもよりますが、冒頭からご紹介しているしんざきさんの記事から考えると成り立ちますが、もしかしたら言い過ぎかもしれませんね。
ただ、ここでは1つ大事なことがありまして、それは段取り付けに慣れる必要があるということです。言い換えれば、タスク管理を継続し続けることが必要になるということです。
おそらく、多くの人はこれが原因で、仕事が出来る人になれずにいるのだと思います。
会社に行き、指示された作業を日がな一日するだけなのは、いわゆる仕事が出来る人になるための「継続」ではないということでしょうか。おー、厳しい。
タスク管理を駆使して息をするように段取りを付けられるようになれば、仕事が出来る人になれるかもしれません。
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